初春の地植えバラのお世話ーニームケーキと馬糞たい肥初導入。ー

今年の春は新しくたくさんの宿根草を植え付けしたので、ついでに地植えのバラたちのお世話もしたいと思います。

 

我が家では毎年雪が降る前に寒肥として少量のリンカリや化成の緩効性肥料等を花壇全体にバラ撒く程度だったのですが、去年は車庫にしまいこんでいたバラ用の有機肥料をバラの株周りに埋めてみました。

 

カニガラとか入ったちょいと豪華なバラ専用肥料だったのですが、どうして今まで使わなかったかというと・・・。

 

最大の理由はめっちゃカニガラ臭い(ー△ー;)。

 

一応住宅街に住んでいるのでご近所迷惑になりそうな匂いの強い有機肥料は避けていたのです。

 

「バラ専用」という言葉に飛びついたはいいものの、もう袋を開けた瞬間もんの凄い匂いがしたので、あえなく封印していたのです。

 

漁港に行ったことのある方はご経験あるかと思うのですが、その辺に打ち捨ててある干からびたヒトデとかかなり匂うのです。

 

このミイラヒトデとカニガラと、カラスなんかに食べられて捨てられているクワガタムシのお頭は大体おんなじ匂いがしますw

 

もう一つの理由は、有機肥料やチッソ肥料を使うと、あきらかにバラに害虫がつきやすい。

 

もうアブラムシなんか、「そろそろ出始めるかな?」という温度になったら、もうバラの新枝が真っ黒になるくらいにくっついている(TーT)。

 

たい肥や腐葉土の匂い大好きなコガネムシもわりと寄ってきて土に卵を産んでいる様で、コガネムシの幼虫も多かった記憶があります。

 

素人には有機肥料って使い方が難しいんですよ。

 

多すぎるとチッソ過剰になっちゃうんですね。

 

土の中でどのくらい有機肥料が吸収使われているかなんて見た目わかんないですし、化学肥料だと使う量や効果期間が〇ヵ月とかしっかり記載されてます。

 

そんな化学肥料もまじめに記載量使っちゃうとバラや宿根草には過剰使用になって病害虫がつきやすくなるので、我が家ではごく少量を使う程度で、寒肥以外の時期には芽出し時期か春の開花が終わって夏に入る前に即効性があって効き目がすぐなくなる液肥を一度使うくらいでした。

 

そんな状況で3~4年、いい加減土の状態も悪くなっていそうなので、今年大量に増やす予定だった宿根草に良い土づくりと車庫の在庫整理も兼ねて、去年冬にバラ専用たい肥を使っていたわけです。

 

匂いの強いたい肥も株元を少し掘って土に埋めてしまえば、そこまで匂わないことも学んだので、株周りを何か所か掘って、肥料が根っこに触らないよう注意しながらしっか埋め込んで使いました。

 

去年、バラの病害虫によいという話を聞いたのでニームケーキを購入して、部屋で養生していた鉢バラや観葉植物に少量試してみたところ、観葉植物などに湧くコバエが気持ちいなくなりました。

 

まだたくさん残っているので今年はこれを活用してみたいと思います。

大喰らいのチュウレンジバチの幼虫とかうざいアブラムシなんかに効果あればいいなぁ。

 

そして今春、これを購入しました。

バラの黒星病に効果があると噂されている馬ふんたい肥。

さて本当に黒星病に効果はあるのでしょうか?

 

今年はさらにこれに原肥「マグァンプK」と計3種類ブレンドして、バラの根元からちょっと離れた3~4箇所くらい掘って少しづつ埋めていきます。

 

さてどうなるでしょうか?(写真は裏庭のたぶんボニカ82)

 

カイガラムシが株元に付いてしまっているコもいるので、まずカイガラムシからニームケーキのお手並み拝見です。

 

長年狭い場所で育てている「バニラボニカ」と「ゴールデンボーダー」の調子が悪くなっている原因が寿命なのか、土の劣化による連作障害的なものなのか、はたまた別の理由なのか定かではありませんが、この馬ふんたい肥と去年の有機肥料の施肥で土が改善されて調子を取り戻してくれればよいなぁと思っています。

2023年04月24日