裏庭の種蒔きとコンテナガーデンの作業開始。

先週末あたりから、コンテナガーデンの作業を開始しました。

 

・・・・・・とその前に、以前ご紹介した裏庭の保温ビニルマルチをしていた2箇所の花壇に、種蒔きをしました。

 

蒔いたのは、去年集めたシャーレーポピーとノラニンジンと白花カワラナデシコの3種の種です。

 

シャーレーポピーの種は光発芽種子で土を被せずに蒔く種だそうで、ノラニンジンは最近その辺でも雑草化している繁殖力の強い花、カワラナデシコに関しては薄く覆土するべきらしいのですが、皆まとめてバラまきしました。

 

気を付けるのは花壇の土のpH値、アルカリ性に近い方がポピーの成長が良いらしく、カワラナデシコも酸度が低い方がよいそうなので、あらかじめ花壇の土を少し改良してあります。

 

ボーボーだった草を全て綺麗に取り去り、腐葉土と土復活剤と消石灰を混ぜ込みます。

こちらが改良前の花壇の保温ビニルを外したところ、結局草ボーボーです。この中央の大きな植物はもうつぼみがついていて、葉もつぼみもキク科のなんらかの植物ぽかったので、これだけ救出して鉢植えにしました。

 

去年ガイラルディアが育っていたので、ガイラルディアがこぼれ種で育ったのか、それとも別のキク科の植物なのかは花が咲いてからのお楽しみ。

 

草むしりをしている時、大小のミミズがかなり出てきました。
この花壇には、コンテナ栽培の植物の使用済みの土などを放り込んでいるので、あまり環境が良くないかな?と思っていましたが、ミミズさんたちが良い仕事をしてくれていたようです。

 

土が流出して土の量が減っているので、ついでに培養土も1袋混ぜておいて、薄めた竹酢液で土を湿らせて数日おいておきました。

 

酸度は計測していませんが、多少中性に近づいているはずです。

 

そのうえに上記3種の種をそれぞれバラまきして、再度、竹酢液を100倍に薄めた水をたっぷりあげました。

無事に成長してくれるか楽しみです。

 

この種蒔き作業のあと、本題のコンテナガーデンの作業へとりかかります。

 

まずは、正面の庭に置くコンテナから。

 

ホームセンターで14ℓ入りの培養土を6袋購入してきました。

 

去年はココヤシ繊維を主体にしてある「軽い培養土」を使いましたが、今回はごく普通の培養土元肥入りを使います。

 

野菜用の大きなコンテナを今年は3つ買い足したので、そのうち2つに土を入れていきます。

 

14ℓ入りの培養土2袋と半分でコンテナ一つがいっぱいになります。

 

一つは、ミニトマト1株とバジルのコンテナ

 

もう一つは、ミニきゅうりの苗とつる無しインゲンの種を蒔きました。

本当はきゅうりにはつるありインゲンの方がよりコンパニオンプランツとして有用らしいのですが、間違えてつる無しの方の種を買ってきてしまい、そのまま蒔いちゃいました。

ミニきゅうり用にネットを組み立てて取り付けました。

 

私の住んでいる地域は時期によってとんでもない強風が吹き付けるため、このコンテナとネットの支柱を長い結束バンドで止めています。

コンテナがバカでかく重いので、これでよっぽど転倒することは無いでしょう。

 

今年は、かなりシンプルな植え込みです。

 

去年は花の寄せ植え感覚で植えこみすぎました。

 

草花と違って野菜が健全に生育するには相当量の土が必要なのだそうです。

 

次はベランダのコンテナづくりです。

 

実は去年のベランダのミニトマトのコンテナをそのままにしておいたら、青シソがこぼれ種でたくさん芽吹いていました。

 

今年は青シソをもっとたくさん食べたいので、この青シソの元気なところをとって専用コンテナをつくりました。

もう少し成長したら間引いてそれぞれ3本ずつにして育てていきたいと思います。

 

実はこのコンテナの土は去年のミニトマトの土をそのまま使って、そこに鹿沼土と赤玉土とマグァンプKを混ぜ込んでいます。

 

多少去年の作物の根っこが混ざっていますが、良い感じに腐植していたので、硬いものだけ取り除いています。

 

一般的にトマトのようなナス科の野菜は連作を嫌うと言われているので、同じナス科の植物でなければもう一度使っても問題ないんじゃないか?という試みです。

 

しかもこの土はさきほどのコンテナと違って、「ココヤシ繊維主体の軽い培養土」です。

 

その繊維がなんかうまいこと完熟バークたい肥のようにふかふかになっていたので、捨ててしまうのが勿体なく思えたんですね。

 

これできちんと生育してくれれば、毎年の初期費用のコストダウンが見込めます。

 

まだまだ作業はありますが、次回に続きます。

2023年05月18日