ハンギングプランターのカリブラコアとスイートアリッサムの切り戻し

ここ何日か本当に天気が良くて気温も高いので、ハンギングプランターで育てているカリブラコアやスイートアリッサムを切り戻して、蒸れや暑さから守ってあげようと思います。

みっしり満開のカリブラコアとスイートアリッサム。

 

ベランダのハンギングプランターにスイートアリッサムがあると、とても香りが良くて暑いベランダでの作業もはかどります。

 

6月に入り中旬くらいまで雨天や濃霧の日が続き、さらにここ何日かの暑さで、株元はだいぶ蒸れていそうです。

カリブラコアやペチュニアは枝に葉が一対残っているだけでもそこから脇芽が出て伸びてくるので、枝一本一本を見て好きな葉の上で切ってあげます。

 

切り戻す場所によって枝の数が自由に調整できます。

 

根元付近の葉の上で切れば枝が2本になりますし、もっと枝分かれした先の方で少しずつ切ってあげればそれぞれから2つ脇芽が出て倍になるので、めちゃくちゃ増えます。

 

今回は小さなハンギングで育てているのであまり枝数を増やしてしまうと、水切れが早まり株元の風通しも悪くなるし世話が大変になるので、かなり根元の方から切り落として枝数をスッキリさせてあげます。

 

すぐに枝葉が伸びて復活して咲いてくれるので、安心してください。

 

スイートアリッサムは香りも良くて満開にずっと咲いてくれるので、こちらも勿体ないかな?と思ってしまいますが、近づいて花を軽く撫でてあげると花弁がボロボロ落ちて、実は花がだいぶ終わりかけになっているのがわかります。

 

スイートアリッサムは枝が細くて混んでいるので、ざっくりとハサミで半分に切り戻してしまいます。

 

できるだけ花枝が残らないような位置で思いっきりざっくり行きます。

 

そうすると新しい花穂が上がってまた咲いてくれます。

 

放っておくと実をつけ種をつけてしまって花がほぼ終わったようになってしまいますが、切り戻すとまた花穂を上げてあらたに咲いてくれるので、長く楽しむ為には欠かせない作業です。

切り戻した姿がこちら。この切り戻しは5日前の6月17日に行いました。

切り戻したときに株元にある枯れた葉っぱや枝、花がらなどをきれいに取り除いて株元をすっきりお掃除します。

 

ここに枯れた葉や花がらなどがのこっているそれがカビたりくさったりしてあまり気分が良くないです。

まだまだ温かい時期は続くし頑張ってもらいたいし、枝をすかす時の剪定に使える根元の葉っぱは元気でいて欲しいので、面倒くさがりの私でもこの作業は行います。

 

そして5日後の現在の写真がこちらです。

写真の角度が違うので鉢の形が違って見えますが、まったく同じハンギングプランターのコです。

 

この5日間の天候がかなり良かったお陰でもうこんなに大きくなって、花もつき始めています。

 

すごい成長速度です。

 

他のハンギングの状態もお見せします。

こちらはスイートアリッサムと、花が小さめのペチュニア、「あずきフラッペ」だったかな?

 

色合いが好みだったので、思わず買ってしまいましたが、やはり花は小ぶりでもペチュニアはペチュニアですね。

 

花がらつみをしようとするとベタベタするし、大きい花のペチュニアほどではありませんが、雨や湿気にも弱いです。

 

切り戻してみると、ペチュニアの株、左半分が腐ったようになって枯れてしまっていました。

 

ハンギングバスケット4つのうち、二つがスイートアリッサムとカリブラコア、二つがスイートアリッサムとこのペチュニア「あずきフラッペ」だったのですが、もう片方のあずきフラッペの株は買った株が良くなかったのか、生育途中で枯れてしまったので、このコしか残っていないんです。

 

急いで溶けている枝、枯れている枝を切り取り、カビが生えている部分を綺麗に掃除して、消毒の薬剤代わりに、あの「正露丸臭」のする液体「無農薬への道」を多めに株元にスプレーしました。

 

こちらがその5日後、6月22日現在の様子です。

株元が綺麗になって風通しも良くなり、状態も持ち直したようです。

 

半分になってしまった株の広がりはまだ完全には回復していませんが、元気な他の枝がフォロして埋めてくれることに期待します。

2023年06月22日