プリムラビアリーとアリウム・モーリーの開花

次々とバラが開花し、正面花壇や裏庭がにぎやかになっていく一方、

 

正面サイドの植え込みで頑張って開花してくれたコたちがいます。

真っ赤つぼみとピンクの花が穂状になる個性的で可愛らしい花、プリムラビアリー。

 

以前4株セットでタキイ種苗さんから購入したものですが、だんだんと株数が減って、今年はこの一株だけが奇跡的に残りました。

 

暑さに弱いらしく、夏越しが難しい・・・。

 

このコだけが生き残った理由は、株の上にラベンダーの茂みが覆いかぶさって日差し除けになってくれていたからでした。

 

とうに全滅したと思っていたので、うれしい誤算です。

 

このまま来年も生き残るようだったら、かなり日陰に強い品種という事になります。

 

葉は根出葉であまり広がらず花だけが立ち上がるすっきりした草姿なので、このまま日陰でも成長し残ってくれるから、正面花壇の方にうつしてバラの株元にしてあげるのもテですね。

 

そしてその横のまぶしい黄色の花はこちら、

アリウム・モーリー

 

去年5~6球植えたはずですが、今年はこれだけです。

 

これもラベンダーに覆いかぶさられていますが、そもそもネギの様なか細いすらっとした葉で、ラベンダーの隙間から顔を出せるハズですので、日照はあまり関係ないと思われます。

 

なんでしょう?あまり環境が合わなかったのでしょうか。

 

ネギ科の植物でチャイブやネギなどと一緒でとても丈夫なはずなので、特に花がらもとらずに放っておいたのが悪かったのでしょうか?

 

遅れて開花するのもあるかもしれないので経過観察ですね。

 

この他にも、

去年のこぼれ種からのネモフィラ・インシグニスブルー

このコはこぼれ種からの方が育ちが良い気がします。

 

こちらもこぼれ種からの開花、カリフォルニアポピー。

すごく丈夫で次々花を咲かせます。

 

種がついたものを放っておくとあちこちに広がってとんでもないところにまで行って増えてしまうので、種が成熟して落ちる前に刈り取っておいた方がよいです。

 

秋口に隣の家の砂利の間からこのカリフォルニアポピーの良く目立つ個性的な切れ込みの葉を持つ株が成長しているのを発見して、青ざめたことがありました(^^;)。

 

色々な色があるようですが、我が家ではこの黄色にオレンジの花と、黄色一色の花があちこちからよく咲きます。

 

昔種を蒔いたときはカラーミックスの種を買ってきて植えたような気がするので、この黄色系の品種は特に強いのかもしれません。

 

そして最後はイブキジャコウソウです。

可愛いピンク色の小さな花がたくさん咲きます。

 

イブキジャコウソウは花が咲いていない時でもとても甘く良い香りがします。

草取りなどの作業を近くでしていると風に乗ってきた香りにうっとりします。

 

いや~しかし、赤、黄、オレンジ、青、ピンクと色とりどりですね~おしゃれに自分の庭の計画、イメージに合わないカラーのコ・・・ネモフィラやカリフォルニアポピーのこぼれだね組などは芽を出してきた時点で抜いてしまえばすっきりした見た目になるのでしょうが、せっかく頑張って芽を出してきたのだからとついつい取っておいてしまうのが、私の悪い癖です。

 

来年になって、今年植えた宿根草や多年草たちがもう少し成長してきてくれたら、心を鬼にしてもうちょっとスマートで色味のすっきりした庭の為に、イメージに合わなくなった植物たちを処分していきたいと思います。

 

その時までは、思う存分咲いてもらいましょう(^^)。

2023年06月27日