バラ紹介その3ーハマナス(白八重)ー

とうとう私の住む地域にもちらちらと雪が降ってきました。

まだ降り積もるほどにはなっていませんが、

そろそろ鉢植えのバラたちの冬支度を考えなくてはいけませんね。

 

今日も私の庭を彩るバラたちをご紹介したいと思います。

それはこちら、ハマナス(白八重)です。

ローメンテで毎年たくさん咲いてくれる品種を探して、思いついたのがあちこちで自生している「ハマナス」でした。今までに何度かバラを購入したサイトで探したところ、白花品種を発見し一目ぼれで購入したのがこのコでした。

 

実際は・・・耐寒性、耐暑性はバツグンでしたが、アブラムシがひどいです。葉っぱがくしゅくしゅと縮れ込み合っているので、手で虫を退治するのに限界があり、ひどい時ははスプレー系の薬剤のお世話になります。

冬には毛深いトゲをベッドにするようにカイガラムシがくっつき、ハブラシじゃとれません。

ホースで強めに水をかけて洗い流し、ボルンを噴霧する作業をこの時期にしてます。

アブラムシもとれにくいので、暖かい時期はスプレー系の薬剤のお世話になります。

ローメンテどころか、一緒に購入した黄花ハマナスとともに、一番手のかかるコたちです。

 

手間がかかる分、たくさん咲く時期の喜びは大きく、白も黄色もとても可愛いコたちです。

とくにこちらの白花はとてもよく香り、花を見ずとも開花がわかります。

一日花ですぐ散ってしまうそんな儚いところも魅力の一つです。

 

八重品種はどうやら結実しにくいようで、ローズヒップはついたことがありません。ついても成熟する前に黄色くなって落ちてしまいます。ですから、次の花を楽しむためにもどんどん摘花したほうが良いと思います。秋花が少なく小さくなり見劣りしますが、一つ一つの花は花型が整い、美しいです。

 

ーー 白花ハマナス ーー

別名:ロサ・ルゴサ・アルバ

作出年・作出者:不明

白花・中輪咲き(9cm位)

強香(ダマスクにティー)

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ハマナスを購入されるときは、接ぎ木苗をおすすめします。

ハマナスの種子は発芽率が悪く、元々は地下茎を伸ばして増えていく性質が強いようです。

挿し木苗はあまり売られていないとは思いますが、挿し木苗を庭植えにするとランナー(地下茎)が伸びてあばれる可能性があります。接ぎ木苗の場合も、植え付け時に接ぎ目を埋めてしまわないようにご注意ください。

2021年11月24日