バラ紹介その4ーハマナス黄八重ー

鉢植えバラの冬越し作業がひと段落しました。

地植えのバラの冬支度(我が家では冬剪定しないので、葉取りとちょっと小枝整理)をぼちぼちしたいところですが、まだバニラボニカが青い葉とつぼみをつけているので、あと1~2週間ほど様子見ですね。

 

今日ご紹介する我が家のバラは、こちらです。

 

ーーハマナス黄八重ーー

別名:ゲルベ・ダルマー・ハストラップ

作出国:アメリカ

作出年:1987年

中輪(7~8cm)中香 四季咲き

シュラブ 横張り性

樹勢強 耐寒性強 耐暑性強 耐病性強 潮風に強い

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ハマナスを育てようと思った時に、

いつもバラ苗を購入しているサイト「苗木部(花ひろばオンライン)」で一目惚れして購入したのが、

前回ご紹介した白八重ハマナスとこちらの黄花(八重)ハマナスでした。

 

白花八重のほうは、葉もちりちり感と細いトゲが毛深く生える枝を持ちハマナスに近い見た目でした。

しかし、こちらの黄花の方は葉のちりちりは少なめでトゲも太く鋭くて、どちらかというとバラに近い雰囲気を持っています。

サイト紹介文だとトゲは優しめと書いているのですが、我が家のコは先祖返り気味なのか、バラに近い鋭いトゲが、ハマナスのようにみっしりと・・・と、両方の攻撃性(笑)を強めた枝になっています。

香りは黄色よりも白の方が強いです。

枝の比較写真がコチラ、左が白花、右が黄花です。

どちらもお世話の時は手が傷だらけになります(苦笑)

 

ハマナスはもともとのローズピンク色のものが北海道には多く自生しているので、

とても丈夫で育てやすい、と思いきや・・・。

それを餌にしてくらす害虫も多いので、虫がかなりつきます。特にアブラムシ・カイガラムシがひどいです。見ての通りの枝なので、それらをハブラシなどでこすり落とすのは困難です。

ホースで強めに水をかけて洗い流すか、スプレー薬剤のお世話になります。

病気には比較的強いですが、黄色の方は今年、他のバラから黒星病を貰ってしまいました。

 

我が家のバラの中では、白花、黄花両方とも手間のかかるコちゃんたちですが、儚い一日花が多く咲いたときは見事で喜びもひとしおです。

 

気温や天候、季節によって花の雰囲気が変わるのも面白いところです。

どの写真も同じ株から咲いた花ですが、同じ品種の花だとは思えないほどガラッとかわります。

花弁数が少なく大輪で咲いた花。

我が家の八重ハマナスたちはどちらも実がならないけれど花粉がたっぷりなので花粉を食べにくる虫も多いです。大きなマルハナバチが花をベッドにして休憩するほっこりなシーンも、時々みられます。

秋バラのようす。秋は一回り以上小さな花になることが多いです。

小ぶりなぶん、色がとても鮮やかです。

2021年12月04日