バラ紹介その6ー ミニバラ グリーンアイス ー

自分がバラ好きということに気づいてから、ネット通販だけでなく

ホームセンターやスーパーの花屋に出回るバラを見て、衝動買いしてしまうことも多々ありました。

 

そんな衝動買いのバラの一つがこちらでした。

 

ミニバラ グリーンアイスです。

 

ー グリーンアイス ー

ミニバラ

作出年・作出国:1971年 アメリカ

樹高:0.6m

花色:咲き始め少しピンクがかり、白からグリーンへと変化

花芯がグリーン(グリーンアイ)

耐病性、耐寒性にすぐれ、丈夫で育てやすい。

茎は柔らかく少し枝垂れ気味。

四季咲き性 房咲き ロゼット咲き 花径3cm~4cm

微香性 花持ちが良い

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時は遡ることちょうど3年前の12月。

たまたま入ったスーパーのお花屋さんで、小さな鉢植えが売られていました。可愛いミニバラだなと思って近づいてみると、特価300円という値札が貼られています。

旬を過ぎ売れ残り、よく見るとアブラムシだらけ・・・それでもこんな人気品種、私の住む田舎じゃなかなかお目にかかれないし、破格の300円。

しばらく悩んだ後、結局購入して帰ってきました。

 

外でスプレー薬剤を散布してアブラムシを退治して、さらに水をかけて洗い流し、室内で育てて花を楽しむことにしました。

 

鉢植えのミニバラを購入したのはこの時が初めてだったんです。

 

日の当たる窓辺に置いて愛でていたのですが、だんだんと葉が黄色くなって落ちるようになりました。

水切れでもなく、根腐れでもなく、アブラムシも再発生していません。原因がわからず首をひねっていました。そしてある日、バラの枝の奥にまるで細かい糸が張りめぐらされ、小さな粒々がもそもそと動いているのを発見しました。クモの卵が産みつけられていてそれが孵化してしまったのかな?とかなり驚きましたが「ハダニ」でした。乾燥対策にと時々霧吹きで葉水をしてはいたのですが、枝垂れ気味の細い枝が密集する奥までは葉水が届かず、役に立たなかったようです。

花とつぼみを切り落とし(↑) 

半分に剪定したところ(↓)、小さな鉢に挿し木苗が4本も密集して植えられていました。


 

慌て対策をネット検索して色々と頑張ってみたのですが、時すでに遅し、いくらやってもハダニが減りません。途方に暮れ、もうダメモトで全ての花とつぼみを切り落とし、株全体を半分くらいに剪定し、しつこくハダニを洗い流す作業をしたうえで、もう休眠させてしまおうとまだ雪の降り積もっていないベランダに出しました。

 

当時は知識も経験も乏しく、冬越し対策も知らず、結局春には完全に枯死していました。

苦い思い出ですが、経験を積ませてもらいました。

 

そういうわけで現在我が家にはありませんが、いつかまたどこかで出会うことがあったら育てたいです。

2021年12月11日