ベランダベジ&ハーブガーデン始動

何年振りかで、外出自粛の無い、にぎやかなゴールデンウィークも無事終わりましたね。

(とは言え我が家は「RAPT理論」のおかげでコロナが茶番だと知っているので、毎年関係なくお出掛けして楽しんでいましたが・・・)

 

我が家は今年は、梅と桜をたっぷり堪能してきました。

 

桜が咲いてしまえばこっちのものです。

 

大体の種と苗が植えてもOKな時期に入り、

北海道のホームセンターではこの時期・・・だいたいゴールデンウィーク前後を境に、沢山の野菜苗と豊富な品種の花苗が並べられていきます。

 

さてそんなわけで、昨年から計画していたベランダのベジ&ハーブガーデンの作業を急ピッチですすめます。

 

ベランダで育てるのはメイン野菜は「ミニトマト」。初めての挑戦です。

 

さらにハーブと、気に入った花も購入して並べてみました。

 

ほとんどの培養土はココヤシファイバー入りの軽い培養土を使用し、ラベンダーとスイートフェンネルとローズマリーにはハーブの土を採用しています。

 

ひたすら植え替え作業をした結果、2段花棚3つのほとんどが埋まりました。

内訳は・・・それぞれ左から順に

写真の下段・・・カリブラコア、レモンバーム、アップルミント


写真の中段・・・(上)ラベンダー、ローズマリー、バーベナ、スイートフェンネル

・・・(下)マリーゴールド苗と水菜(アブラナ科)系ミックスリーフの種の寄せ植え

 

写真の下段・・・(上)サンチュとルッコラの寄せ植え、レモンバーム

・・・(下)リーフレタスミックスの種とマリーゴールドの苗の寄せ植え

 

花棚に載っていない大きな白いプラ鉢はラズベリーの苗になってます。

写真の都合上こんな風になってますが、実際はこれらの花棚が3つ連続で並んでいます。

 

こんなにたくさん鉢を置いたのに、花棚を使ってレイアウトするとなんだかすっきりした印象になりますね。空間認識能力が低めでデザインセンスの無い私でも、何となくおしゃれ感のあるベランダにすることができました。

 

3連花棚のさらに隣には、小さなプラ花棚を設置して、白い小さめのプランターを置きました。

どちらのプランターも内容は一緒で、奥一列にシュンギクの種、手前一列にミックスラディッシュの種を蒔いて寄せ植えにしています。

 

どうしてこんな面倒な植え方になっているかというと・・・

手持ちの園芸書によれば、キク科の野菜とアブラナ科の野菜は相性が良いらしく、アブラナ科の害虫をキク科の野菜(植物)が遠ざけてくれると手持ちの園芸書に書いてあったので、それを参考にしてみました。

 

ただコレ・・・本当に効果あるのかな?と私は若干半信半疑です。

何度かキク科の植物は育てていますし、園芸種も、野草もたくさん目にしますが、キク科の植物にアブラムシがぎっしりなんてのをよく見ます。野草のヨモギ、園芸種のキク、野菜のレタス・・・だけにとどまらずキク科の植物にはそれらが大好きなアブラムシがいて、いつの間にかアブラムシのマンションになってたりするのですが、本当に大丈夫なんでしょうか?

 

私の経験からいうと、特にレタスは、水切れなんか一度起こしてしまうとあっという間にアブラムシが寄ってきてしまうので注意が必要です。

 

ハーブで虫よけ効果を狙ったのもありますが、ハーブでもない花を置いたのは、花があると花を目当てにマメにベランダをチェックできるようになるかな?という算段あってのことです。

 

ところで・・・コンパニオンプランツとして良く知られるマリーゴールドもキク科ですが、マリーゴールド自身にアブラムシはついていることはほとんどありませんが、一緒に植えてある植物にはアブラムシが付きます。その植物がどんなにマリーゴールドの花とくっついていても・・・です。特にバラのアブラムシなんかはそうですが、アブラナ科が鉱物のアブラムシは別枠なんでしょうか?どうなるのか結果が楽しみです。

 

マリーゴールドっていまいち効果がわかりにくいコンパニオンプランツのひとつですよね。苗の値段が安いし黄色やオレンジの花は嫌いではないので私もよく使ってはいますが・・・。

土中のセンチュウ予防と言われても、ほとんど目視できませんしね。

 

大きい緑色のコンテナは、下記と全く同じ内容の植物を植えて2つ置いてあります。

 

ここにお待ちかねのベジ苗、ミニトマトを植えています。

ミニトマトだけではさびしいので、こちらにもミニトマトと相性が良いコンパニオンプランツとされる植物を植えました。

 

奥でちょっと遠慮がちに顔を出しているのがミニトマトの苗、手前は左からイタリアンパセリ、ナスタチウム、青シソ(ちりめん系)です。

 

「え?トマトのコンパニオンプランツの代表ってバジルじゃない?」

 

という声が聞こえそうですが、手持ちの園芸書によるとバジルだけでなく、青シソなどのシソも似たような効果があるとのことです。バジルもシソも同じシソ科植物なんですね。

 

バジルと同じくトマトと相性が良いとされるのがセリ科のパセリ。

ナスタチウムはノウゼンハレン科という聞きなれない科の植物ですが、カラシのような辛み成分があり、アブラムシやコナガ、アオムシなどの害虫除け、他に益虫であるハナアブを引き寄せてくれる効果があるそうです。そしてナスタチウム自体も食用にできる。という超万能な植物と言われています。

なので、一緒にしてみました。

 

個人的にナスタチウムの香りは好みではなく、食べてみたことも無いのですが、もうちょっと育って新しい花と葉が出てきたら味見してみたいと思います。

 

以上の内容で、ベランダのほうのベジ&ハーブコンテナガーデン設置終了です。

成長が楽しみですね。ベランダは気温が上がりやすく水切れしやすいので、しっかりマメに見守っていきたいと思います。

 

そういえば、ハーブにあまりふれていませんでしたね。

 

それぞれに虫よけ効果や益虫を寄せる効果があります。個人的な香りや花、味の好みで選んでます。

スイートフェンネルとレモンバームは、はじめて育てるので、まだなんとも言えませんが、ローズマリーは一株育てているとめちゃくちゃ使えます。

 

欲しい時にちょびっとカットして、グリルチキンに使ったり、マリネの香りづけに入れたり、とても使いやすいハーブで、去年めちゃくちゃ重宝しました。生育旺盛で他の植物と混色するとよろしくないそうで、その上寒さにも弱く北海道では越冬しづらいみたいです。実際、去年庭植えしたものは枯れてしまいました。

 

なので今年は単品の鉢植えで寒くなったら家に取り込んであげようと思っています。

 

ミントティー・ハーブティーは・・・私、じつはお茶よりもコーヒーのほうが好きで、本当に気が向いた時にしかやりません。なので、レモンバームとミントは害虫除け(特にオニグモ除け)の意味合いが強いです。

 

他にも挑戦しようとしている野菜があるのですが、そちらはベランダではなく、庭でやろうと思っているので、また今度ご紹介いたします。

 

おまけ、盛り上がってきたハンギングの花たちと、芽が出てきたリーフレタスミックス。

 

2022年05月13日