アリッサム・ネメシア・カリブラコア・ビオラの切り戻し

ベランダにあるハンギングの寄せ植えがだいぶ見事になりました。

 

ハンギングのバスケットは植え込みしにくく、水の管理も難しかったのですが、

アリッサムもネメシアもカリブラコアも、わりと乾燥に強く、多少の水切れ程度だとすぐに復活してくれる花だったのでちょうど良かったようです。

淡い色合いの中にビビッドなカリブラコアが良く映えて元気がでます。

このコたちのおかげで、毎朝、ベランダをみるのが楽しみになりました。

そして見た目だけでなく、ネメシアの甘い香りとアリッサムの爽やかな香りでベランダの作業をより楽しいものにしてくれました。

 

しかし、ご覧の通りネメシアがちょっと疲れてきていますね。

 

実はこの3種の花は、切り戻すことでさらにこんもり見事になってくれる種類です。

特にカリブラコアの盛り上がり方は見事です。

 

なのでここで一度切り戻しをします。

 

アリッサムとネメシアは花房になっているので、その花茎の根本から切り落とします。

 

カリブラコアは花付きが良くあちことからつぼみが出ているので、どこから切ってよいか最初は悩むかもしれませんが、茎をよく見るとあちこちから脇芽がでています。好きなところの脇芽を残して切ってしまってOKです。丈夫で新潮力が高いのでヘタしたら枝に葉っぱ1対でも残っていればそこから新しく芽がでてきます。

 

カリブラコアと同じく、ペチュニアも同じようにできます。

ペチュニアはカリブラコアと比べて雨に弱いので、梅雨前に剪定するのが良いかと思います。

 

下段写真の濃いピンクのカリブラコアなんて、こんなに花が咲いてつぼみもたくさんあって勿体ないように思われるかもしれませんが、切り戻しした後はさらに花もつぼみも盛り盛りになるので、思い切って切ってしまってください。

 

カリブラコアやペチュニアは秋に入るころもう一度切り戻すとまたさらに見事になります。

 

私のいる地域では、ヘタすると夏よりも秋の方が晴天が続き暑かったりするので、生育状況を見て8月始めから中旬にかけて切り戻しています。

 

ネメシアやアリッサムは、夏に休眠して、また秋ごろに咲くらしいです。

なので、今切り戻すとどうなんでしょう?

とはいえ、花がほとんど終わってるので、とにかく切り戻してしまいます。

どちらも今年初めて扱うので経過観察ですね。

切り戻して3日ほど経過したもの。

ネメシアに脇芽がついていました。

 

アリッサムの方はもっさりしすぎていて上手に切り戻しできず何か見た目雑です(^^;)。

 

今年は日中もなかなか気温が上がらず、朝晩は肌寒いくらいですが、

花は上がってきてくれるのかなぁ?

 

切り戻しついでに・・・

 

玄関前を彩ってくれていた寄せ植えビオラの方も同時期に切り戻ししました。

 

パンジーは茎が立ち上がらないので切り戻しは出来ませんが、ビオラはくケガ立ちあがってだんだん徒長してきます。そこを切り戻して涼しめの場所に置いてあげると復活します。

ただし夏には大体枯れてしまうのであまり気温が上がったりするとそのまま弱って枯れてしまいます。

 

今まで地植えで夏には枯れていましたが、鉢植えで涼しいところに置いたらどこまで持ってくれるか楽しみです。

 

パンジーもビオラもどちらも花持ちや開花期間は一緒だと思うのですが、個人的に花が小さめで可愛らしくブロッチが目立たないものが好みなのでビオラを扱う方が多いです。

ビオラは結構短めに切り戻したので、日が当たらず黄色くなった葉っぱが見えています。

 

切り戻した後は一度、液肥を薄めた水をたっぷりあげます。

 

今回はネメシアたちと一緒に植えているのであまり肥料はあげてませんが、

カリブラコアに関しては、わりと肥料の効果が目に見えるので面白いです。

単体で鉢植えしている時はお試しください。

 

しかもこのカリブラコア、肥料を上げすぎるとアブラムシがめっちゃつくんですが、アブラムシにほぼ負けません。そのアブラム目当てにテントウムシもやってくるので、バンカープランツ・おとり作物としてわりと使えるのではないかと思います。

2022年06月18日