白ハマナスの開花

たくさんのつぼみをつけていた我が家の白ハマナスが開花しました。

いつも開花一番乗りはこの白八重ハマナス。

開花するととてもさわやかな香りがするので、花を見なくても開花がわかります。

1日花なので満開・・・という見た目にはなりませんが、

今朝はだいぶたくさんの花が咲いていました。

 

透けるような白い花弁と芳香がお気に入りです。

 

ですが、今年はある異変が・・・

 

遠目でみるといつものハマナス、

今年はちょっと花が小ぶりかな~というくらいなのですが・・・。

 

近くで見るとなにやらおかしい。

花弁の底の部分が茶色く変色しています。

 

今年は何故かこんな花がほとんどなのです。

 

こんな花はつぼみの時点から異変が出ています。

わかりますか?

手前の私がつまんでいるつぼみ、少しだけ色味がおかしいです。

写真ですとグリーンぽく見えていますが、

実際は「黄ばんでいる」と表現できる色です。

 

成熟しきっていない若いつぼみの段階から色がおかしいのです。

 

このつぼみが咲き始めると既に花弁の下側は茶色く枯れたようになっているんですね。

開くと花弁がぽろぽろと落ち、中にはハムシが2~3匹入っていて花粉をむさぼっています。

 

虫害?も考えましたが、今年ハマナスの植えてある花壇は驚くほどアブラムシの害は少なく、ほとんどいないと行っても過言ではない状態です。

 

いつもならつぼみができはじめる段階でアブラムシが多く発生して。一度スプレータイプの薬剤を使ったりします。それでもこんな花の状態になったことはありません。

 

ハムシも花弁に少し点があるかな?くらいにしかならないので、ハムシも考えにくいです。


肥料は去年リンカリを少し上げた程度で今年は全く与えていないので、肥料不足も考えましたが、本来ハマナスは海岸で自生しているほど、塩分にも低栄養にも強いです。

 

そもそもチッソ不足なら葉っぱのほうに異変がありそうですが、全く葉に異変はありません。

 

同じ花壇で育ててすぐ近くにあるバラ、アンアプルナも咲き始めましたがそちらはとてもきれいなパールホワイトで異変もありません。

 

黄色ハマナスも今日ひとつめの花が開花しましたが、やはり縮れたような枯れたような花でした。

今のところハマナスだけに異変が出ているようです。

 

一体ハマナスたちに何が起こっているのかさっぱり原因がわかりません。

 

とりあえず、経過観察するしかありません。

2022年06月21日