バラ アンナプルナの開花

白ハマナス、黄ハマナスに続いてアンナプルナも咲き始めました。

 

アンナプルナはフランスのドリュ社が2000年に作出したバラで、

アンナプルナという山から名前をとったようです。

中輪と書かれているサイトもありますが、大きさが8cm近くて見ごたえがあります。

輝くように白く香り高い丸弁高芯咲きです。

 

サイトによっては耐寒性普通とされますが、冬は最低マイナス17~18℃くらいまでなる我が家の庭で、全く防寒をしなくてもほとんど冷害を受けずに元気に育っています。

病害虫にはそこまで強くなく、それでいて弱くもない。

スプレー薬剤何度か噴霧で対処できる程度です。

 

なので割と育てやすいバラだと思います。

 

ハマナスたちと同じスペースに植えていますが、

こちらは謎の花弁が枯れる減少は起きていません。

 

丸弁高芯の優雅な大き目の花が何日もかけてゆっくりと開いていく様子がお気に入りです。

 

濃いめの葉色が花の白さをさらに強調してくれます。

 

我が家は花径5cmくらいの中輪バラが多いので、アンナプルナは大きく目立ちます。

手前はラベンダーとグランドカバーローズアップルブロッサムです。

葉色の違いがよくわかります。

 

樹高は1.5mと紹介されていますが、ここでは120cmくらいです。

低肥料低農薬で寒冷地で育てているせいなのか、

アンナプルナに限らず大体のバラの樹高が若干低めに育っています。

 

花首はしっかりしていて横向きに咲きます。

葉も花も大き目なので風の強い日は全体的に揺さぶられるため、

細めのトレリスを支柱代わりにしています。

あまりにも風が強すぎるときは残念ですが花を切ります。

 

気温があまり高くない春と秋には外側の花弁にグリーンのスジが入る時があります。

その時の花姿も好きですし、雨に打たれて水滴が花の上で光っている時も素敵です。

どんな時でも見ごたえのあるバラ、アンナプルナでした。

2022年06月22日