チューリップの球根の掘り出し

先週、やっとチューリップの球根を堀り上げました。

 

もう葉はとっくに枯れ、茎も茶色くなって縮んでいて、茎を引っ張ると茎だけ抜けてしまう状態でした。

 

どうしてやらなかったか・・・

 

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暑かったんですぅ・・・。

 

雨と急激な暑さで労働意欲が湧きませんでした。

 

もういい加減にしなければならないと一念発起して重い腰をあげて収穫を開始しました。

 

今年はずっと天気に恵まれず、夏になっても3日と置かず一度は雨が降る日々です。

 

雨が降らなくてもまる一日スカっと晴れる日が少ない今年、ベランダの日当たりのよい場所にあるミニトマトすら日照不足で草勢が弱り気味です。

 

ましてや半日陰の裏庭のチューリップ、圧倒的日照不足で球根もたいして育っていないだろうと予測していましたが、結果は豊作でした。

 

深めの8号鉢にいっぱいとれました。

 

堀り上げ時期がかなり遅れたことで、球根と茎が別々になってしまい、どこに球根があるかわからず、花壇の表面から15から20cmほど熊手でかいて掘り出しました。

 

白く映っているのは品種名を書いたタグです。もう球根自体どれがどれやらわからないので、一緒に抜いて回収してきました。

 

なので、傷がついてしまった球根や、取り残した球根もけっこうあるかもしれません。

 

数量自体は非常に多くとれたのですが、木子と言われる小さいものと、来年花をつけられるか微妙なサイズのものが多く、とりあえず大体の大きさに分類してみます。

 

写真右下が特大サイズと微妙に花をつけられそうなサイズ、または来年一年肥育して再来年花をつけてくれそうなサイズの球根たちです。

 

左上は要肥育サイズ球根、左下が極小サイズの木子と皮や根っこなどのゴミです。

 

右下に集めておいたものだけ、水切りネットにいれて陰干し、残りは勿体ないですが処分します。

 

病気などでなければ、来年確実に咲くであろう特大球根はたったの4つでしたが、掘り出す時にひとつを熊手で傷をつけてしまっていました。勿体ない。

 

来年、球根堀り上げの時はもっと早く球根と茎が分離する前にしなくてはと、反省しきりです。

 

来春は最悪3つしかチューリップが開花しない可能性があるので、今年の植え付けの時には、あらかじめ購入しておいたビオラの種も一緒に蒔いて、上にバークたい肥なんかを被せて防寒対策をしておこうと思います。

 

北海道でビオラの種を冬に蒔いて果たして春に発芽するのか?実験です。

 

ビオラのこぼれ種があちこちから成長して開花しているのをみるとなんだかイケそうなんですけれど、植物のなかには、園芸種と言えどこぼれ種は発芽するけど、種蒔きするとなぜか発芽しない・・・という輩もあるらしいのでなんとも言えません。

 

我が家の球根の花壇は、基本よほど暖かくなってからスギナが伸びてグランドカバーをしてくれる状態なので冬越しさえ上手くいけばビオラも成長してくれるんじゃないかと淡い期待を込めております。

 

とはいえ、F1種のこぼれ種、原種帰りのド根性ビオラと違って、ブランドビオラのF1種は弱いかもしれません。いくら寒さに強いと謳われていても、北海道などの寒冷地では春蒔きが基本ですからね。

 

全滅か、何本か残るのか、実に興味深いところです。

2022年08月05日