優雅な大輪アサガオ

かなり遅く蒔いてしまったアサガオの種。

 

先日は、開花した曜白アサガオをご紹介させて頂きました。

 

あれからちょこちょこと大輪アサガオも開花してきたので、ご紹介したいと思います。

 

大輪アサガオは曜白アサガオにくらべて花が大きいですw

 

花弁の厚みはさほど変わらないようで、大きく開いた花弁は柔らかくしなり優雅に見えます。

 

手のひらくらいの大きさがあります。

青紫色に赤紫色の染めのような模様が入って、まるで浴衣のようです。

 

しかもこの株から咲いてくれる花は毎度違う雰囲気をまとっていて、ここに白い筋模様が入ったり、ぽっち模様がにじんだようになったりと見ていて飽きません。

 

 

こちらは濃いピンク色に白い覆輪が入ったタイプ。

丸い花形のせいか、白い覆輪もハッキリしたような感じに見えず、なにか和紙を染めたような「和」な感じに見えます。

ブルータイプ。

 

こちらは藤色グラデーション。

大人の色気を感じてしまいます。

この株の花は大きいのですが、花弁が重さに耐えきれないのか、いつも見たときにはこんなくしゅくしゅになっています。

 

これは今朝咲きました。

2輪咲いていましたが、花弁の一部がどちらもやぶれたようになっていて、

そこがくるっと巻いています。

こういう花形なのかな?

 

赤紫の地に点々とピンク色のインクを散らしたような模様が入っています。

 

今のところ咲いているのはこれらの株です。

また新しいのを見かけたら投稿しますね。

 

いや~しかし大輪アサガオ、思っていた以上に「和」テイストです。

なんだろう、優雅というか、「雅」ですね。

 

特に青色から紫色の系統なんか和風庭園で見てみたいですね~。

 

なまこ壁でしたっけ?

それと瓦屋根、細い竹の支柱とよしずに大輪アサガオ・・・めっちゃ絵になる。

江戸、明治時代から育種が流行っていたのもうなずけます。

ほんとうに魅力のある花です。

 

比較的育てやすい品種のミックス種なんでしょうけれど、

それでもこれだけ魅力的なのだから育成が難しい希少品種だとその魅力はいかほどのものだろうか。

 

奥深いなあ・・・

2022年09月16日