ハボタンを使って、寄せ植えの入れ替え

本日は、寒さですっかり見栄えが悪くなってしまった寄せ植えをリフレッシュさせたいと思います。

こちらが件のしょんぼり寄せ植えです。

いやぁ、見事なしょんぼり加減です。

ここにはコリウスを二株植えていたのですが、寒さですっかりぼろぼろになってしまいました。

意外とマーガレットが頑張って咲いてくれているので、マーガレットを残してつくりなおします。

 

ここで登場するのが、ホーマックで1割ほど安売りになっていたハボタンたちです。

これ全部で700円くらいです。

北海道では入荷されるハボタンの種類が少ないです。いや、もっと道南のほうだと多少種類も増えるのかもしれませんが、雪が遅めで冷たい空っ風の強い私の住む地域では、鑑賞期間が短いので、買う方も売る方もきっと採算が合わないんでしょう。他にもパンジーやビオラ、ナデシコの株がちょびっと入荷したりしますが、さびしいもんです。

それでも今年は「コロナカ」でお家にいるうちに園芸に目覚め始めた人も増えたので、ちょっと華やかな寄せ植え鉢も置いてあったりして、例年よりも華やかな晩秋のガーデンコーナーになってました。そうそう、ガーデンシクラメンも少し入ってましたね。1株300円くらいでした。

 

ハボタンは割と寒さに強いので、寒さで枯れるというよりも、このまま凍結して、昼の多少気温の高い時間帯に解けてぐちゃぐちゃになっていきます。なので企業や公共施設の花壇でたまに使われてるくらいで、個人のご家庭で植えられてるところはあまり見たことがありません。

 

わりと私の住んでいる地域は園芸好きな方もいらっしゃって、素敵なお庭も多いのですが、もうこの時期は秋の花が咲き終わるにまかせて、来年の準備をしているところが多いです。

なんならぱっぱと花壇や畑の早じまいをして、全部きれいに抜いてしまい、人工芝をひいておき、雑草予防&雪かきが楽になるようにしているご家庭もちらほらありました。

 

話が脱線してしまいました。本題に入ります。

先のとがったスコップでコリウスの株まわりをザクザクさして根っこを切り、抜き取ります。

ついでにびょーんと伸びている葉っぱ、イネ科の名前忘れたカラーリーフも一度抜いて場所をずらします。

 

青い小花(バコパ)か広がっていて隙間をうまく隠してくれていますが、春にこの寄せ植えを作った時には白いビオラが植えてありました。夏に弱った時に抜いて、そこには種から育てたゴシキトウガラシの小さな苗を植えてみたのですが、上手く育たず小さな芽のままバコパに埋もれていました。

 

そんな所の土もくりぬいてハボタンを詰めて、少し土を足します。箸で株元をザクザクさして、土を入れ込んで、最後に潅水(水やり)して完成です。

これで、ヨシ。

と思ったんですが、こうなってみると、バコパが意外と傷んでしょぼくれていたのが露呈してしまいましたので、急きょハボタンを二株買い足してここも入れ替えしました。

さよなら、バコパ。

 

最終形がこれです。

フラワーアレンジでよくみかける、ハボタンのリースに見立てようと、後ろにレンガを積んでで少し角度をつけてみました。後方にちらっと見えている鉢植えは、鉢と花のかわいさに見惚れてちゃっかり購入してしまった寄せ植えです。細長い名前忘れたカラーリーフが直根でだいぶ無理やり抜いて移動したので傷んじゃうかもしれないなと心配したのですが、さすがのイネ科、そんなことものともしなかったようです。

 

マーガレットも花柄を切ってすっきりさせたら、いくつかのつぼみを発見しました。このまま長持ちしてくれるといいなぁ。マーガレット、けっこう好きなんです。繊細な見た目の葉と花期の長さと丈夫さ、そして一株でこんな風にボリュームをだしてくれるのも魅力です。こんな風に色が変化していく品種を買ったのは初めてですが、なんとなく他の品種よりも花もちがよい気がしてます。

 

マイナス3度以下にしなければ冬越しもできるそうですが、我が家では鉢植えバラの冬越しで手一杯なので、気が向けば来年また新しいコをお迎えしようと思います。

2021年11月05日