水仙(ステンレス)と原種チューリップの球根植え付け

宿根草の到着が遅れるそうなので、先に到着していた球根たちの植え付け作業をしていきます。

 

タイトルにもありますが、今回植え付けるのはコチラです。

 

真っ白な大カップ水仙ステンレスと小球根の小さな水仙ゴールデンベル。

 

水仙ステンレスはカップの底がちょこっとグリーンになり、多少の香りがあるらしいです。

 

香り・・・・・・しかも白い水仙(ーー;)

 

去年購入して植え付けた芳香性水仙に「タリア」という白く美しい花がありました。

 

「芳香」と謳われていただけに、その香りに期待したものですが、春に開花したタリアを見に行くとなぜかその周囲が「猫のおしっこ」臭い。

 

最初はたまたま野良猫でも入りこんで花壇をトイレにしてしまったのかとあまり気にしていませんでした。

 

しかし花を見に行くたびに感じる強烈なアンモニア匂いが気になって、一体どこで猫は粗相してしまっているのかと鼻をクンクンさせて匂いを強く感じる所を探してみると、なんとアンモニア臭の原因はタリアの花んぼ香りだったというオチがありました。

 

白い水仙の香りが皆アンモニアのような匂いではないようですが、実際にあまり香りのよくない水仙の花色は「白」が多いようです。

 

よもやこの「ステンレス」も、そうなってしまうのではないかと警戒しましたが、やっぱり私「白い花が好き」なので、このステンレスの白さに惚れて購入してしまいました。

 

小球根の水仙の方は原種系で「バルボコニウム」よりも耐寒性が高いそうなので、購入してみました。

原種つながりでチューリップの原種も2種購入したので、こちらも植え付けも一緒にします。


実は原種系チューリップ、ネットをみながらどれにしようか物凄く悩みました。

 

どれもとても可愛くて、全部欲しくなってしまう。

 

小球根で植え付けやすく、通常のチューリップと違って植えっぱなしでも咲いてくれるというのも魅力です。

 

結局、正面のメイン花壇にあう色のピンクとイエローのミックスと、「希少品」と書いてあった白地に底が青っぽい色のアルバコエルレア オクラータを購入しました。

 

ピンクと黄色の複色系がサキサテリスという品種で、黄色のチューリップがブライトゼム(ブライトジェム?)という品種だそうです。

 

球根と一緒で草丈の小さなチューリップ、咲くのが楽しみです。

 

さて、今日はもう一つ植え付けます。

 

エゾエンゴサクです。

 

いつだったかの春先、北湯沢の山に咲いていたエゾエンゴサクがとても美しくて感動しました。

 

こちらはトドックのカタログで見つけてしまって、つい注文してしまいました。

 

実はトドックのカタログで見つけて購入した小球根の植物がもう一つあって、それがなんと「イングリッシュ・ブルーベル」でした。

 

しかしこちらの「イングリッシュ・ブルーベル」という植物、希少性が高く、自生地では外来植物であるスパニッシュブルーベルとの交配が進んでしまい、手厚く保護されている植物です。

 

それが球根5個で1000円しないくらいの値段でカタログに掲載されていたので、思わず飛びついたのですが、ネットを調べてみるとこれぞ「イングリッシュ・ブルーベル」とよべるような純粋なものはなかなか手に入らないらしく、私が購入したのもどこまで本物に近いものなのか微妙なところです。

 

今日はこれらを植え付けてしまいます。

 

春によく日差しが当たり、夏には日向~半日陰くらいで、花が咲き終わって地上部が無くなっても見苦しくならないところ( ^ω^)・・・。

 

「いや、条件めっちゃ難しいんですけどお!?」

 

さらにいえば、地上部が無くなって休眠中雑草に覆いつくされることなく、来春もしっかり芽を出せるところがベストです。

 

そんなパーフェクト条件の場所、この狭い花壇がいくつかあるだけの庭でみつけるのは至難の業です。

 

うちにはシンボルツリーになるような大きく立派な樹木も無いんですよ。

 

「スプリングエフェラメル」たちの美しさ可愛さ儚さを堪能するには、私の庭はかなりきびしいことを改めて悟りました。

 

なんとか後付けでそのような条件に近づけるように考えることにして、とりあえず全て植え付けは終了しました。

各植え付け個所に少しマグァンプKをバラまいておきます。

あとで宿根草を植え付けるときに間違って掘り返さないように目印にもなります。

 

宿根草も全部植え付けた時には上から培養土と腐葉土を半々で混ぜ合わせた土を、全体的にうっすらとマルチング代わりに敷くつもりです。

 

あぁ、早く宿根草届かないかなあ~、待ち遠しいです。

2022年11月22日