鉢バラの冬越し作業

今年はどういうわけか11月の後半があたたかく、遅れて届いてきた宿根草の植え付けが遅くまでできてとても助かりました。

 

宿根草たちに気を取られ、気温があまり下がらなかったことで油断して、ついつい鉢バラたちの冬越し作業を先延ばし先延ばしにしてしまいました。

 

しかし、12月に入っていきなり気温が下がり雪も降ってきたことで、鉢の土を凍結させてしまいました。

 

大急ぎで冬越しの作業を行いました。

 

一度土を凍結させてしまったので、すでに根を傷めてしまったかもしれませんが、「バラは強い」と信じて作業を急ぎます。

 

まあバラたち自体も徐々に冬越し休眠の準備をしていたと思うので、被害が最小限ですむとよいのですが・・・。

 

 

外が寒すぎて作業が厳しいので、一度鉢を玄関に入れ玄関で作業を行いました。

 

この時点で鉢の土は凍結しています(ーー;)

 

気温が下がるにつれ葉を落とし坊主になって休眠に入ったであろう3株と対照的に、

まだ青々とした葉っぱがまだ残っているのは、今年春の芽吹きが一番遅かったバーガンディアイスバーグです。

 

きまぐれ、マイペースの可愛いバラです。

今年もプチプチシートを使います。去年は一重巻きでちょっと株にダメージがあったので、今年は二重に巻きました。

 

あとは根巻きシートで株を覆い麻紐で縛ります。

 

今年は鉢の大きさが皆ほぼ同じなので、プチプチシートを切り出すのが楽でした。

 

 

今年はベランダで育てているつるバラ、フィリスバイドも一緒に冬越し準備をしました。

 

そしてこれらの鉢を今年は車庫に入れてみました。

 

風通しが心配ですが、そもそも鉢バラを横にして株ごと全て地面に埋めてしまうという冬越しの技があるくらいなので、日光と土の凍結だけ気を付ければ大丈夫なようです。

 

さらに今年は余っていたミニビニールハウスを組み立ててその中に鉢を入れました。

 

冬ぐるみ<ミニビニルハウス<車庫

 

の三段構えです。

 

もしかしたら過保護すぎかもしれません。

 

土の凍結をさけて、寒さにはあてる。

 

うまいことこの状況を最小限の手間で出来るように毎年試行錯誤を重ねます。

 

今ある鉢バラたちは、フィリスバイド、バーガンディアイスバーグ、ジョージベスト、グリマルディと全て耐寒性の強い品種たちですが、来年の春には多少耐寒性が悪い品種もお迎えするので、今年のちょっと過保護なやり方が上手くいけばその子たちの冬越しの時にはこの方法を適用させてみたいと思います。

2022年12月08日