ミニバラ購入。挿し木苗だったので株分けしてみます。

先週やっと届くはずだった宿根草の苗が全て届きました。

 

園芸ネットさんでミニバラが安くなっていたので、新しく購入しました。

 

3株買いましたが、どれも1500円以下でした。

 

ネット注文した日が金曜日で土日挟んだので到着したのは水曜日あたりだったと思います。

 

購入したのは次の3つ。

 

カルーセルコルダーナ

 

スノーシャワー

 

ハッピートレイルズ

 

です。

 

スノーシャワーとハッピートレイルズは枝の柔らかいクリーピングタイプのミニバラで、すでに葉を落とした休眠状態で届きました。


どちらも3cm程度の小輪ポンポン咲きで、同じ「プチシャンテ」というシリーズのミニバラです。

 

黒星病、うどん粉病、ダニにも強い強健種だということと、枝の柔らかい、ランブラーローズのようなタイプのミニバラを持っていなかったのが購入の決め手でした。

 

一方、カルーセルコルダーナは花に一目惚れして購入。

 

値段が1000円以下のミニバラということ、コルダーナシリーズは贈り物の鉢薔薇にもよく使われるということで、ワンチャン花付きで届かないかな~、なんて思っていたら見事花付きで届きました。

 

地色がちょっとクリーム色ぽく、ピンクの覆輪が入るのがとっても可愛いんです。

 

今までコルダーナシリーズは育てたことがなかったのですが、花持ちも良く病気にも強いそうです。

 

我が家では今年は鉢花を育成していなかったので、家で花を見られることがかなり久しぶりでしたので花がみられてとてもうれしかったです(*^▽^*)。

 

外はついに先週雪が降り積もり、外気温も朝晩はマイナス10度を下回ってきたので、他の宿根草とともにしばらく家の中で養生させることになります。

 

コルダーナちゃんはこのまま休眠させず活動した状態で暖かくなるまで家で楽しもうと思います。

 

ですが、このミニバラたち、挿し木で小さなポットに入って育てられているので、いくら病害虫に強いとは言っても年数が立ってくると株間が詰まってしまいあまり良くないと思われます。

 

マメに薬剤かけたりお世話する人なら大丈夫かもしれませんが、ウチの育成のモットーは、基本できるだけ構わない放任タイプです。

 

なので放任でもきちんと丈夫に育ってくれるように状態を整えてみたいと思います。

 

ちょうどハッピートレイルズとスノーシャワーは休眠中なので、これを株分けして育てて行こうと思います。

 

まずはスノーシャワーから株分け作業にとりかかります。

 

株をビニールの育成ポットから抜いた状態で土を少しずつかき取るのですが、すでに挿し木苗どうしの根っこが絡み合っているらしく、別れてくれそうもありません。

 

バケツを用意して、水で土を洗い流しながら根っこの様子を探ってみますが、やはり簡単には取れませんでした。

 

 

仕方がないので、休眠中で根っこがあまり動いていないのを利用して、根っこをハサミで切り分けることにしました。

 

スノーシャワーには結局6本の挿し木苗が入っていました。

 

4(直径12cm)~5号(直径15cm)のポリポットに6本・・・咲いたときの見た目は豪華でしょうが、やはりかなり窮屈そうです。

 

枝が柔らかいのもありますが、雰囲気苗1本1本が弱弱しいのでできるだけ仲が良さそうな絡み合ったペアごとに2本ずつに分けてみました。

 

家にスリットポットの3~4号の小さいものが幾つかあったので、あらかじめ購入しておいたバラの培養土を入れてそれぞれ植え付けました。

 

植え付け終了です。

 

根っこをハサミで切って分けてしまっているので、ついでに枝を整理して剪定してみました。

 

きっとクリーピングタイプのミニバラの枝はもともとそんなに太くはならないのでしょうが、あまりにも細すぎる枝はカット、株元もある程度すっきりさせて風通しを良くしたいので、種枝も太めのものを残して落としました。

 

これでスノーシャワーの株分けは完了です。

 

バラは株で増える植物ではなく、バラの株分け作業なんてあまり聞いたことが無いので、無事に育ってくれるか多少の不安がありますが、これで挿し木苗、挿し木の鉢植えの弱点が克服できればいいなと思います。

 

挿し木苗って根っこも株もどうしても密になりすぎてしまい、弱い株から枯れていったり、全体で病害虫が発生したりするものが出てきてしてしまうんですよね。

 

バラに限らず、観葉植物もパキラみたいに何本かの木が編み込まれているようなもの、ユッカやドラセナのように一つの鉢に何本も植えこんであるものなんかは、たまにどれかが枯れてきてしまうことがあります。

 

まあ、これらの観葉植物は割と強いので、水をあまり上げすぎず、枯れてきたものを都度根元からノコギリなどで切ったり、ユッカなんかは弱った木を簡単に引っこ抜いたりできるのであまり大事には至らないんですけれど。

 

さて、次はハッピートレイルズの番です。

 

同じように株元の土を洗って取り除いていきます。

 

こちらのほうはかなり根っこが張っていて、中々洗い流すのに苦労しました。

 

しかも全然株を分けられそうにない、洗ってもゆすっても根鉢をもんでみてもどの株もびくともしません。

 

表面の土を丁寧に洗い落して、根元を探ってみると、これはどうやら立派な一つの株のようです。

 

ポリポットにけっこう深植えになっていたので、見た目ではスノーシャワーと変わらない枝の見え方だったので、わかりませんでした。

 

スノーシャワーとよく見比べてみると、たしかにこちらのハッピートレイルズの枝は若干太めでしっかりしています。

 

挿し木苗でも一本でこんなにしっかり生育して立派な株になるコもいるんですね。

 

というわけで、このコはそのまま新しい培養土とポットに植え付けました。

こちらも枝と株元をあるていどスッキリカットしました。

実はどちらも剪定しなくてもよく成長するタイプらしいのですけれど、あるていど風通しを良くして世話の手間を省きます。

 

春になって外に出せるようになるまでやく4~5ヵ月、家の中で養生することになるので、ハダニ対策をしっかりとしておかなくてはいけません。

 

ミニバラは葉が小さいし節間も狭く込み合うので、ハダニ対策の葉裏の葉水も全体にまんべんなく行うのも大変なんですね。

 

だからできるだけ枝数を減らしておきます。

 

どうか以前購入したミニバラ、グリーンアイスの時の悲劇がおきませんように。

 

元気にしっかりと育ってほしいです。

 

コルダナちゃんの植え替えの様子は次回に持ち越しします。

2022年12月19日