バラ苗の植え替え(自作土)
今年は、我が家に新しいバラ5種をお迎えしました。
今日はその新入りバラたちともともとあった先輩鉢バラの植え替え作業をご紹介いたします。
新入りのうち、ポールズヒマラヤンムスクは裏庭に地植えするので、このコはまだそのまま待機していてもらいます。
今回植え替えする品種は、
新入り
・ジュリア
・ポートサンライト
・エスプリドゥパリ
・ザンブラ
先輩
・ジョージベスト
・フィリスバイド
・バーガンディアイスバーグ
・グリマルディ
の合計8株です。
急に作業が倍になりましたw
しかも皆大苗なので、植えかえる鉢も割と大きいので、培養土もかなりの量必要になります。
そんなわけで、今までバラ専用の培養土を色々な種類購入して試してみたりしていたのですが、この作業量でそれをやってしまうと培養土だけでかなりの金額になってしまうので、今回は初めて土を自作したいと思います。
色々な園芸書に自作土の配合割合がのっていますが、
今回は「バラを楽しむオトメンパパの栽培日記(https://enjoyrose.net/)」さんの
バラの土の配合!水はけ水もちの良い土の作り方
という記事を参考にさせていただきました。
なぜこちらを参考にさせていただいたかというと、
まず一つ目が「水もち」も重視していたこと。
育てるのは大苗でわりと大鉢なので水はけはもちろんのことですが、ある程植木鉢を大きくするといっても持ち運びや作業を考えるととんでもない大きさにはしたくないわけです。
自分が作業のしやすい鉢の大きさに限界があるので、ある程度水もちも良くないと困るんです。
出掛けたり、他の作業を行ったりすることを考えると、毎日水やりなんてしていられません。
理由二つ目は、たい肥を使っていること。
あくまで私の場合ですが、鉢植えだとあまりたい肥などの腐植って入れるタイミングなどが難しくて、ついつい緩効性の化学肥料に頼りがちになります。
だからたい肥とか燻炭とか培養土に最初から混ぜてしまえば、微生物の働きで、わりと土の環境が長く良く維持されるのではないかな?と感じたこと。
あと単純に、せっかく買った馬ふんたい肥を使ってみたい。
理由3つ目は、普通の培養土を大量に購入してあるので、その培養土も使えること。
今までバラ専用も含め色々な培養土に頼っていた自分としては、いきなり全部自作はハードルが高いので、少しでも混ぜてあると気休めになりますと。
というわけで、こちらの方の紹介してくださる配合で決めました。
使うのは
・赤玉土中粒:3
・鹿沼土or赤玉土小粒(今回は鹿沼土を使用):3
・培養土:1~1.5
・馬ふん牛ふんたい肥(今回は馬ふんたい肥使用):2
・燻炭:0.5~1
これらが用意した資材。
結局この時使いませんでしたが一応ニームケーキとマグァンプKも用意していました。
ちょっと丈夫なプラスチックのコップと土入れを使って計量しながら配合していきます。
実はこの日めちゃくちゃ風が強くて、本当は別の日に作業をしようと思っていたのですが、ビニルポットに入ったままのコたちが強風でバタバタと倒れ転がってしまうので、この日に土まみれになりながらやるしかありませんでした。
軽い燻炭はおろか鹿沼土もたい肥も飛ぶ飛ぶ・・・寒いし、目に入るし大変でした(笑)
土を混ぜる用のバケツを用意したのですが、混ぜ合わせるには使いにくくて、たまに使っている浅くて拾いコンテナを使いました。
よく混ぜ合わせて配合土が完成しました。混ぜ合わせる前の画像も取りたかったんですが、強風で軽いものが飛んで行ってしまうので大急ぎで混ぜて完成させました。
それぞれ用意した鉢に植え替えて行きます。
苗を注文した時期にもよりますが、確か花ひろばさんでは大き目の鉢にたっぷり新しいバラの培養土を入れて送ってくれていたはずなので、その培養土も勿体ないので一緒に混ぜて使います。
先輩鉢バラたち、我が家では毎年春に土替え兼ねて植え替えますが、一年で土の表面がコケに覆われてしまったりして、このような状態になります。
すでにけっこう大き目の鉢で管理しているので、鉢のサイズアップは厳しいです。
土を出来るだけ取り除いてから、同じ大きさですがより通気性の良く鉢底石のいらないスリット鉢に植え替えます。
鉢底石のいらない分土をたっぷり入れられるので、今までの鉢よりも順調に生育してくれるでしょう。。
8株全部植え変え終わりました。
使っていた大き目のプラスチックカップで計量して配合した土がちょうど大体一鉢分くらいの量でした。
なのでかなりの量の土を使っています。
結局、赤玉土中粒と鹿沼土は5ℓずつでは足りず、途中ホムセンに買い足しに車を走らせました。
途中で気づいたのですが、使用した馬ふんたい肥にはピートモスも配合されていたようで、水もちもさらに期待そうです。
結局用意していたニームケーキとマグァンプKを使い忘れました。
しばらくして根っこが落ち着いたころに、鉢の土を少し掘って根っこに触れないように埋め込んであげたいと思います。