来年が楽しみな、新入り植物たち。
鉢バラの冬越し作業をする一週間前のこと、私が住む町にも初雪がちらちらと舞い降りました。
急いでタイヤ交換をしに行く夫を尻目に、私も急いでやらなくてはいけなかった作業を終えるため、重い腰をあげました。
その作業とは・・・・・・
チューリップ球根の植え付け。
やろうやろうと思いながら、まだやっていなかったんですね~。
室内で保管していた夏の終わりに堀り上げた球根たちを出してきて、茶色い薄皮をむきむき。
そして、今回植えてみようとタキイ種苗さんから購入した新しい品種の球根を箱から取り出します。
その名も「カバナ」。
パーロット咲き系の品種です。
以前からチューリップの写真を見てパーロット咲きの花弁の繊細な美しさにあこがれていました。
そのあこがれについに手を伸ばすことにしたんです。
ですが、フリンジ咲きの品種はたくさんあるのに、パーロット咲きの品種はあまり多くありませんでした。
あまり人気が無いのかな?
写真で見るような羽毛のような繊細な美しさの花弁にあこがれる方はあまり多くないのかな?
それとも写真映えはしても、実際に実物を見るとあまり見栄えがしない品種群なのかしら?
そんなことを考えながら選抜したのが、このいちごみるくみたいな可愛らしい品種でした。
こちらも薄皮を剥く作業をしてびっくり、あまり球根の状態がよろしくない(ーー;)。
これは十中八九、球根が届いてから2ヵ月くらい箱に入れたまま温かい部屋に置いておいたせいですね。
繊細な花弁のチューリップの球根は、その花弁と同じく繊細だったようです。
ごめん・・・カバナ。
なんとか芽を出してくれることを願いつつ、他の球根と混ぜて花壇にバラ蒔き、多少場所のバランス何かも考えながら、一つ一つ植え付けて行きます。
もう土の表面はカリコリに凍っていました(ーー;)。
凍って固まっ土を砕いて柔らかくしながら植え付けし、作業は終了。
ついでに今年はやってみようと思っていたユリ球根の堀り上げと植え替えをしようと、残っていたユリの茎を揺らして見たのですが・・・・・・ぴくりともしません(;;)。
その瞬間に今年のユリの堀りあげはあきらめました(意志弱っ)。
残っているニョキっと伸びた茎がしおしおになってすっぽり抜けるころには、地面は雪の下でカッチンカッチンに凍り付いていますし、氷が解けて土が柔らかくなるころにはもう次の新芽がにょっきり顔を出しているんです。
ユリ…一体いつ掘り上げたらいいのやろ?
謎です。
さて、今回も行きつけのホムセンにて売れ残りの苗を物色したところ、リシマキア・ミッドナイトサンの苗を発見しました。
売れ残りだけあってだいぶだらんと伸びきった苗です。
私の済む地域で冬越しできるのか耐寒性に若干不安はありましたが、そこはお値打ち品、ダメもとで試してみることにしました。
どこに植えようか検討した結果、雑草の酷い裏庭のつるアイスバーグとオランジュリーの下に植え付けました。
うまいこと冬を越して、うまいことグラウンドカバーになってくれるとうれしいです。