続・5月までの開花状況と庭の様子。
前回の続きです。
正面のガーデンでは、4月に導入した宿根ナデシコ「パープルウェディング」がたくさんの花をつけて華やかさが増し加えてくれていました。
濃い赤紫色の花がとても目立ちます。
購入した時はほとんどつぼみだったのですが、次々と開花して楽しいです。
花がらとりも花の付け根をちょっとひねるだけで簡単に取れるのでとても楽で、次から次へと花が上がってくれるので、優秀です。
我が家の正面庭は20cmくらいのところの小花が少なく、色合いも白とかピンクが多いパステル系なので、この目立つ鮮やかな小花があると、引き締まってちょうどよいです。
ほぼ同じ時期に導入した八重咲のクリスマスローズ2株は、株が小さかったので花が咲くのは来年以降になりそうです。
こちらは去年の秋にグランドカバーとして導入した、見元園芸さんのエンジェルクローバー「ライム」、中々の成長を遂げております。
というか、やはりちょっと草勢が強い・・・。
左下がエンジェルクローバー。
こちらは5月5日に撮影した時の様子です。
クローバーんも右側は大量にこぼれだねが発芽した野生の「アカザ」たち、左側はこちらもこぼれだねからたくさん発芽した野生の「エゾムラサキ」だったか「ノハラムラサキ」だったか・・・、ワスレナグサの仲間のコ。
これらに負けることなく張り合っている様はやはりクローバー。
紫とか赤とかピンク色のクローバーだとそこまで草勢はないらしいのですが、グリーンの原種に近い系のコたちは割と勢いが凄いのだそう。
他のコを育ててみたことがないので他のカラークローバーとの比較はできないけれど、5月終わりくらいには普通のクローバーくらいの20cm前後の背丈になりました。
バラの株元が隠れてしまわないように、ランナーを切らないようにして立ち上がった葉茎だけを根元からカットして切り戻しました。
去年ちょうどよく下草として利用していたノハラムラサキだかエゾムラサキだかの若葉は今年はいらないので、目立つものは順次、手作業で除草しています。
アカザもこの大きさでいてくれるなら、カラリーフのようで可愛らしいし、このくらいの若葉は良く洗って粉を落として茹でて食べると、とても甘くて美味しい野草(多食注意)なのですが・・・、アカザって環境が良いとめちゃくちゃ大きくなって邪魔くさいので、これも順次除去していきます。
すると、うれしいサプライズがありました。
なんとこのアカザの若葉の下にひっそりと・・・
去年の晩秋に2株セットで購入して植え付けたアストランティア・スター・オブ・マジックが息づいていました。
雪が解けたときにはこちらの株は地上部が全くない状態で見当たらなくなってしまい、もう一株の方は根っこから枯れて抜けてしまったので、どちらも冬越し出来ず死んでしまったものとしてあきらめていました。
そんなコがアカザの下で頑張っていたんですね~。
この時の地上部は2~3cmあるかないかの、ともすればすぐ枯れてしまいそうな小さな小さな状態でした。
今は周りの植物たちがうまいこと半日陰をつくってくれているので、少しずつ順調に生育してくれています。
今年のうちにどこまで大きくなるのか、花は今年は咲くのか、わくわくしながら見守っています。
(つづく)