6月と言えばアジサイの季節ですね。
6月に入ってから雨の日が続いています。
一昨日、バラたちにニームオイルと木酢液の混合水溶液に展着剤ダインを加えて2度目のスプレー散布をしました。
冬の寒波でマイナス20℃という初記録の寒さを受けたバラたち、我が家で老株となったバニラボニカとゴールデンボーダーのダメージが酷かったですが、新しい枝を数本伸ばし、葉っぱもだいぶ茂り、回復の兆しを見せています。
他のバラ達もダメージはあったにはあったのですが、6月までの天気の良さとこのニームオイルと木酢液の混合水溶液のお陰なのか、とても葉っぱが美しいです。
バラのつぼみもだいぶついて膨らんできましたが、開花はもう少し先です。
今日は、アジサイの様子をご紹介します。
と言っても、実はここらへんはアジサイの開花もまだまだです。
こちらは我が家のヤマアジサイ「紅」。
いつも冬の間は枯れてしまったんじゃないかと心配するほど弱弱しい芽と枝ぶりなのですが、こんなに力があるんですね。
春の大変身に感心します。
今回は冬前に冬囲いを施したカシワバアジサイは、例年に比べて多少ダメージは少なかったようです。
ですが、花はどうかなぁ・・・。
去年も一昨年も開花を見られていないので、開花してほしいところです。
去年ホームセンターで売れ残って安くなったところを購入できた、ノリウツギも少しづつ大きくなっています。
北海道で6月に見られる、美しいアジサイといえば、ほとんどが母の日商戦で店頭に並べられた鉢物アジサイたちです。
たぶんw
今年は私も、母の日が終わって半額くらいになっていた鉢を一つ購入してきました。
それがこちら。
ピンク色の八重咲のガクアジサイの系統のコですね。
色々吟味してこのコに決めました。
可愛らしい梱包を外すと窮屈そうなプラ鉢に入っていたので、さっそく植え替えです。
そのままだと生育も悪くなりますし、何より、こんなあたまでっかちでは、私が住んでいる地域の風の強さに簡単に負けて倒れて転がって行ってしまいます。
一回り大きい鉢、重さのある陶器鉢に植え付けることにしました。
土は赤アジサイ専用の土・・・を使いたいところなのですが、ホームセンターで販売されている赤アジサイの専用培養土はとても軽く、水はけが良すぎるのです。
冒頭にご紹介したヤマアジサイ「紅」の時に植え付けに使ったのですが、毎日水を上げなくてはならないほど水持ちが悪く、夏場など酷い時には朝夕潅水しなければならないほどでした。
それから何度も腐葉土を混ぜたりして今の安定した状態になるまで大変でした。
地植えの時に使った時にそんな感じでしたから、鉢植えでその土を使ったら苦労ははかりしれません。
というわけで今回は、通常の園芸用培養土を使い、赤アジサイ専用肥料でゆっくりPH調整します。
小さな鉢植えなので、株を少し休ませるためにも、花を半分カットしました。
花から二、三節目にもうすでに新しい芽がついていました。ここで切れば来年も花が咲くそうです。
今回は二節目でカット、アジサイの剪定位置はわかりやすくて良いですね。
初めて買ったアジサイが、カシワバアジサイでした。
このコがなかなか難しくて剪定をしても花が上がってこないので、アジサイの剪定は難しいもの、剪定をしなかったり、剪定時期を間違えたりしてしまえば花はつかないものと思い込んでいましたが、花の付きやすい品種、よく育った品種などは剪定をせずに放っておいてもきちんと花は咲くそうです。
そういわれて思い出せば、植えっぱなしでほとんど手入れをしていなかったご近所さんや、義父母のところのアジサイは剪定などされていなかったけれど、毎年綺麗な花を咲かせていました。
義父母のところのアジサイは気候があわなかったのか、年々株が弱って無くなってしまったそうですが、結局は株が元気で力があれば花はつく、アジサイもそんなに弱くないということなんですね。
切り落とした花は切り花としてしばらく楽しみました。
残りの半分の花は、木につけたまま充分楽しんでから、こちらは三節目でカットして枝を少短めにして高低差をつけてみました。
来年どういう風に開花してくれるかが楽しみです。
できるだけ風当たりが柔らかく、長時間日差しが当たらない明るい半日陰のような場所に置いて管理していましたが、6月に入ってからは少し葉やけのようになってきました。
ちょっと置き場所を考えてあげた方がよさそうです。
夏でもあまり気温が高くならない地域なので、そんなに日差しが強い気がしないのですが、どうも家のアジサイたちは葉っぱが赤茶色になってしまいますね。
比較的日照を好むと言われているカシワバアジサイもいつも赤茶色の葉になってしまいます。
もしかしたら日差し以外にも何か問題があるのでしょうか・・・。