バラ開花2023ー黄八重ハマナスー
ついに今年もバラが咲き始めました。
いつもより遅い気がしましたが、昨年の記事を読むとだいたい時期が一緒でした。
しかし今年は気候がよかったおかげか、開花が重なったコがけっこういます。
これは・・・交配しがいがありそうです。
さて、今年の一番乗りは・・・
黄八重ハマナスでした。(6月20日撮影時)
去年は白八重ハマナスとともになんだか乾いて縮れたような様子がおかしい小さな花でしたが、今年は大輪で花弁が多くひらひらとフリルしていて、しゃくやくやボタンのような花でした。
このハマナスたちは、ハマナスなのに何故か実をつけないコたちですが、香りはきちんとハマナスでとても良い香りがします。
でも今年はちょっと香りが少ないかな?
などと思っていたら、普通ハマナスは一日花で咲いて一日で散ってしまうのですが、今年は芳香が弱いせいかいつもより花持ち良く、2日目まで咲いていて、頑張る花は3日目にやっとはらはらと花弁を落とす感じです。
なので、枝数をかなり間引いて花数も少ない状態ですが、かなり見ごたえがあります。
そしてこちらが翌日6月21日の様子。
写真一番右にある少し退色している花が前日に咲いた一番最初の花です。
時間は朝の8時くらいです。
気温もわりと高かった日なので、すでに花弁を落としていてもいいのですが、頑張ってくれて、翌日くらいに花弁が無くなっていました。
今年は色も濃い目ですね。
我が家のハマナスたちは実が付かないコたちですが、毎年色味も花姿も変わるのでとても楽しいです。
特にこの黄八重ハマナスは大きく姿が変わるので飽きません。
これが2019年の同じくらいの時期の花。色がアイボリーに近く、花弁もフリルも枚数も少なくほぼ平咲きです。
こちらは2021年の同じくらいの時期の花です。花はちょっと小さめですが、花弁数が多く丸弁に近い花びらの形がカップ咲きのようになっていて、まるで別の花です。
我が家の中輪黄バラのゴールデンボーダーと間違えそうな勢いです。
きちんと隣にアンナプルナが咲いているので、黄八重ハマナスに間違いありません。
こちらが去年2022年の7月上旬の花、最初につぼみたちはなぜか花がいじけたようになってしまっていて小さく形が悪い花だったのですが、あとから成長したつぼみたちは少し回復して綺麗に咲いてくれました。
今年の花とちょっと姿が似ていますが、色はアイボリーに近く中心が濃い目の黄色、花弁はくしゅくしゅフリルというよりも細かい切れ込みが入っているかんじで、ちりちり・・・と表現したほうがよいのかな?カーネーションの花弁のような感じです。
当初、なんだこりゃ?と思いましたが、今こうしてみるとこれはこれで趣があります。
あらら、今日までに開花したバラたちを、今回全てご紹介しようと思ったのにこの黄八重ハマナスの話だけで埋まってしまいました(^^;)。
いや~でも本当にこのコ、興味深く魅力たっぷりのコなんですよ。
毎年花姿が変わるなんて素敵な性質、誰かに受け継いでもらいたかったのに(T△T)、母株にするにも種が入らず実が小さいまま全て黄色くなって落ちてしまうんですよ。
花粉はたくさん出るので、父株にでもと思って2年ほどこのコの花粉をバラまくも、全て結実せず。
で、ついに「あだ花」認定して交配リストから外してしまったコなのでした。
他のバラたちの開花の様子は次回ご紹介しますね。
ではまた(^^)ノシ。