バラの最盛期ですが、ちょっとひと休みーチューリップ球根の堀上げー
我が家のバラの開花も最盛期となり、遅咲き品種のバラたちもぽちぽちと咲き始めました。
ですがここでちょっと、そのご紹介を一休みして・・・
先週、チューリップの球根を堀上げしたのでお話したいと思います。
チューリップの葉と茎がすっかり枯れてきたので、完全に枯れて球根から分離されてしまう前に球根の堀上げをしました。
チューリップの枝葉がスギナとその他の雑草に埋もれています。
まだ残っているチューリップの茎を丁寧に引っ張ると球根がくっついてきます。
残っている枝を全て抜いたあと、小さな熊手を使って花壇の端から土を掘り起こして雑草と、土中に残ってしまった球根を取り除いていきます。
コンテナのフタを入れ物にして、取れた球根をのせていくとこんな量になりました。
今年は気候も良かったおかげでなかなかの豊作です。
作業場所をカーポートの下に移し、堀上げた球根ひとつひとつを綺麗にしながら選別していきます。
一番上の球根が特大サイズ。
下2列~3列が、まぁまずこれは咲いてくれるでしょうサイズw
以下が咲くか咲かないか微妙なラインのサイズ。
右端に集めているのは木子の中でも大きいものです。
木子はまだまだたくさんあったのですが、このサイズ以下の球根は全て捨てました。
秋には新しく、ピンク色のパーロット咲き品種の球根を10個植えたいので、ここから球根を選別して減らします。
せっかくきれいにしたのですが、木子は全て捨て、咲くか咲かないか微妙なラインの球根も半分処分します。
残りはそれぞれ半分ずつに分けて半分を義母にプレゼントしようと思います。
義母の庭に植えるスペースがあるそうなのでww
ちなみに以前、チューリップの球根が美味しそうw
かなり昔は飢饉などの食糧難の時に堀上げて食べられていたこともあるらしいと、ご紹介したことがある様な気がしたのですが、現代の園芸用のチューリップは消毒用の薬剤に漬けられたりしているほか、球根自体にもわずかながら毒性があることがわかっているそうなので、食べないようにしましょうw
ちなみに食用品種のチューリップというものがありそれを使った富山の名産のお菓子があるそうです。
昔は食べられていたハーブなども今は毒性が明らかになり、食用不可となっているものもあったりするので、注意が必要ですね。
ハーブと知られていて日本に野菜として輸入され、あちこちに帰化しているコンフリーなんか、私が小さい頃はよく花を摘んで花の蜜を吸っていたものでしたが、今はあれも毒性があることが判明し食用不可となったようです。
とはいってもごく少量の花の蜜を味わうくらいなら大丈夫・・・と言いたいところですが、世のなかには蜜にも毒がある植物がありますから、良く調べて自己責任でお願いいたしますw
さて、今回チューリップを早めに堀上げたのは、二つ理由がありました。
一つは、さきほど書きましたように、枝葉が完全に枯れてしまうと球根と分離してしまい、大きな球根がさがしにくくなって堀上げ時に傷をつけてしまう可能性が高くなってしまうためです。
もう一つはこのためです。
チューリップのあとにこの種を植えたかったんです。
これも私の「買ったまま蒔くことのなかった種シリーズ」ですw
ここの花壇は作ってから、ほぼチューリップしか植えていなかったので、土の中の栄養が偏っていたりするかもしれないので、たまに別の植物を植えてリフレッシュです。
ヒマワリはとても肥料を吸う力が強く、土に残っている肥料を綺麗に吸い取ってくれる効果があるとか・・・。
そこから緑肥として畑などにすき込むとさらに良いらしいのですが、大きくて丈夫なヒマワリを人力ですき込むのは大変なので、あくまで残っている肥料を吸い取ってもらって土の中のバランスをリセットしてもらう目的がメインです。
あとは、きちんと生育して綺麗に咲いてくれれば御の字です。
去年はチューリップの後にコスモスの種を蒔いたりしてみたのですが、成長がイマイチで綺麗な花がほとんど見られませんでした。
夏に種を蒔いて、きれいな秋咲きヒマワリが見たいw
とくに白いヒマワリがみたいww
上手く行ったらうれしいです。
このチューリップ花壇のある裏庭は北側なので、夏至を過ぎると日照時間がどんどん短くなってきてしまう上、この花壇の真正面につるバラアイスバーグを中心にして、バラが3株あるので、背の低い植物は日陰になってしまうんです。
直まきしましたが、あるていど苗を作って植えた方が良かったかもしれません。
とにかく、「秋が寂しい裏庭をどうにかしたい」、だけどできれば余計な手間は省きたい。
今日、バラの4度目のニームオイル&木酢液散布をした時にチューリップ花壇をチェックしてみると、とりあえず蒔いたヒマワリの種の半分くらいが発芽していました。
いまのところはまだ間延びとかはしていません。
ヒマワリ、頑張って~。