バラ開花2023⑥ージュリアー

毎度ありがとうございます。

 

我が家のバラ開花のご紹介も今回で6回目になりました。

 

では張り切ってまいりましょうw

 

まずは、今年お迎え組のジュリアさんから。

こちらがつぼみの状態です。

 

ジュリアはベージュというか茶色系の中大輪のバラです。

作出はイギリスで1976年。

 

おおっ私が生まれる一年前に世に生まれたバラなんですね。

 

決して派手ではないこの色味も相まって、なんだか親近感がわきますね。

こちらは別の角度からの写真です。

どこから見ても落ち着いた色合いですね。

花が開いてきました。

完全に開くとこんな感じですね。

 

ややピンクみのあるベージュ色?とても優しい色合いです。

明るいグリーンの葉は薄く柔らかい感じです。

 

3枚目の写真の葉っぱを見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、わりと耐病性がないです。

そして、耐寒性も微妙らしい・・・。

 

今回お迎えした5品種は我が家に無かった性質を持っているバラを中心に選んだので、耐寒性と耐病性が弱いものが何株かあります。

 

そのうちの一つですね。

 

わりとすらっとした樹形で、まだ枝数も多くないので風通しが確保でき、黒星が出てもそこまで酷く広がりませんが、これから大きくなっていくとどうなるか要注意ですね。

 

その前に耐寒性の問題もあるので、まず冬越しが第一関門ですね。

 

お迎えした初年度や2年目は冬は越せても、徐々に弱ってうちのバーガンディアイスバーグのように3年目の冬が越せずに復活できず・・・(ーー;)というパターンもあるので、なんとか長生きしてほしいです。

 

そうなんです、お伝えしていませんでしたが、我が家の鉢で育てているバラの一つ、バーガンディアイスバーグが、今年冬を越すことが出来ず枯れてしまいました(T△T)。

 

去年も一番目覚めが遅くて、みんなが葉を展開してきている時期にやっと芽が動き出す・・・という状態で、心配していたのですが、今年は復活する体力が無かったようです。

 

去年は皆と一緒に多少黒星にかかったとはいえ、そこまでダメージは無かったはずなのですが、残念でした。

 

今年から病気と害虫予防のために、ニームオイルと木酢液と展着剤ダインの混合水溶液を気が向いたときに散布していますが、気候もわりと良いのもあるのか、元気なコが多く、少し株元に黒星がでても狭い範囲の被害で収まっています。

 

葉っぱは多少虫に喰われますが、いつの間にかいなくなっている感じですね。

 

いつものように太い葉脈と葉柄だけ残して葉っぱまるごと食べられることはほとんどなく、葉が少し欠けるくらいで収まっています。

 

先日はチュウレンジバチの幼虫を見つけましたが、2匹ほどしか見つかりませんでした。

 

チュウレンジバチの幼虫は小さい時は集団で葉っぱを食い散らかしてある程度大きくなるとあちこちに広がって葉っぱを食い荒らすため、一匹見つかるとその株の葉っぱあちこちに見つかるのですが、探してもいませんでした。

 

ニームの害虫の食欲阻害効果はどうやらなかなか信用できるようです。

 

あと今年は面白いものをたくさん発見しました。

このバラのつぼみの根元、鳥のフンのような物体は、ハナアブの幼虫です。

 

ハナアブは幼虫の時はテントウムシのようにアブラムシをたくさん食べてくれ、成虫になると花の受粉の手伝いをしてくれます。

 

今年はこんな風にハナアブの幼虫やテントウムシのサナギなどがあちこちのばらについていました。

 

ニームオイルは植物を食害する害虫の食欲阻害効果はあるけれど、害虫を食べたり受粉を助ける益虫には薬害がないという情報がありましたが、こうして今年、益虫の姿をよく見るということは、その情報も信用して良さそうです。

 

今日も開花したバラを3品種ほどご紹介しようと思っていたのですが、ジュリアだけで容量を使ってしまったので、そのほかのバラはまた次回にご紹介したいと思います。

2023年07月07日