バラ開花2023⑩ーグリマルディ ハッピートレイルズ スノーシャワー カルーセルコルダーナ ー
バラ開花2023年シリーズも10回目となりました。
今回ご紹介するバラで、今年、我が家にあるバラは全てご紹介したことになります。
去年は鉢植えで「バーガンディアイスバーグ」もあったのですが、今回の冬を越せず、枯れてしまいましたので今はありません。。
今回は鉢で育てている組で一番最後に開花した「グリマルディ」とベランダ組の3種のミニバラの開花をご紹介します。
まずは、グリマルディから。
グリマルディは1997年フランスのデルバール作出のバラです。
名前の由来はフランスのグリマルディというお城だそうです。
濃い鮮やかなオレンジに黄色やクリーム色、ピンクなど様々な色の絞りが入る8cmほどの中大輪で柔らかく波打つような花弁と相まって優雅で美しい花です。丸弁平咲きで香りは中香。
葉っぱもふんわりと波打つような形で個性的です。
私はあまり絞りのバラは興味なかったのですが、何年か前に苗木部(花ひろばオンライン)さんで処分セールで売られていたのを見て、購入したのがきっかけです。
育ててみたらわりと病気にも強く丈夫で育てやすくて、さらに生で見る花がとても優雅で素敵なので、すっかり気に入ってしまったのでした。
私のブログをちょくちょく読んでくださる方はすでにお気づきだと思いますが、私はバラの中でも「丸弁平咲き、もしくは丸弁半八重平咲き」が一番好きです。
なので、我が家のバラはその花型のバラが多めです。
さて、今度はベランダ組です。
今年の冬に購入したミニバラたち、室内で管理している家にうどんこ病にかかり、かなり弱って心配しましたが、頑張って花を咲かせてくれました。
ちなみにうどん粉病は完全には治っていません。
気候によって、ところどころの葉に発生していることがありますが、今のところは患部があまり広がらないでいるので、小康状態という所です。
まずは、スノーシャワー。
スノーシャワーは実は春先に一度一つだけ小さな花をつけたのですが、その時はご紹介していなかったと思いますので、今回改めてご紹介します。
作出は1993年のアメリカらしいです。
花径3cmほどのポンポン咲きで枝が柔らかくしだれるミニバラ。
写真の花は可愛いボタンアイになりました。
挿し木苗が数本ささった鉢で届いたのですが、挿し木苗は大きくなってくると株元が混んで風通しが悪くなり病害虫に弱くなるし、お互いの根っこが邪魔になって途中で枯れてしまう株何かも出てくるので、届いた時に休眠状態だったのをよいことに、根鉢を取り出し、根元を水洗いして挿し木苗を一本一本バラバラにして、それぞれ個別に鉢植えにしなおしました。
次にご紹介するハッピートレイルズとカルーセルコルダナも同じ処理を施しています。
挿し木苗の良いところは、成長がゆっくりなので、鉢植えに向いていること、何本かまとめて鉢植えにすることで、小さくてもボリュームが出やすいところですが、私は後者のメリットを消滅させてしまったわけです。
なので、一つ一つの鉢が小さく弱弱しい状態に見えますw
こちらがハッピートレイルズです。
このハッピ-トレイルズとスノーシャワーは同じプチシャンテシリーズというシリーズのバラになります。
作出は同じくアメリカで1996年です。
濃いピンク色のポンポン咲きの花です。
このハッピートレイルズも挿し木を分けようと根元を洗ったのですが、何とこちらの方は1本の立派な苗木が深植えになっていて、複数に見えただけでした。
なので、ベランダ管理の鉢バラの中でこれだけわりとボリュームがあります。
ベランダ組最後はカルーセルコルダーナです。
こちらはドイツコルデス社のコルダーナシリーズのミニバラの一つです。
作出年はちょっとわかりませんでした。
アイボリー地にピンク色の縁取りが入るちょっとアンティーク風な色味の可愛いミニバラです。
これは3~4本に別れたはずですが、冬の間部屋で管理しているうちに繰り返しうどん粉病に罹患し2本だけが残りました。
スノーシャワーのほうも同じ状況で、こちらはたった一本しか残りませんでした。
どれも頑張って育ってほしいです。
この写真のバラの葉色が悪いのは、うどんこ病のせいです。
ベランダだと環境的にもうどん粉病がなかなか治りにくいのでしょうが、下に降ろしてしまうと、今までうどん粉病にかかったこともないバラたちにうどん粉病が蔓延してしまうと非常にマズイので、降ろすに降ろせません。
なのでこのベランダ組の3品種たちはこのままベランダで頑張ってもらおうと思っています。
冬は・・・どうしよう。
どれもミニバラで鉢も大きくないので、ある程度防寒してダンボールと発泡スチロールの箱で二重にしてそのままベランダに置きましょうかね。