種から育てたハボタンのその後
前回は、ずっと狭い育苗トレーで育てていたので全く大きくならず自然と矮化していたハボタンたちを、やっと鉢上げした様子をご紹介しました。
あれからかなり日数が経過しましたが、一体どうなったかといいますと・・・
こうなりました。
大きなハボタンの周りにある小さな苗たちが、件のコたちです。
植え付けたときよりも気持ち大きくなって葉も増えた気がします。
朝晩の寒さが厳しくなってくるにつれ、綺麗に色づいてきました。
ちなみに前回の様子はこんな感じです。
こうして比べてみると一目瞭然ですね。
ホムセンで購入した大きいハボタンの方も、かなり色がきれいに入っています。
自家製(?)のちびっこ苗たちは大きくなっただけではなく、日光を求めてちょうど正面に向きを変えてくれたので、見栄えもUPしています。
他のコンテナも見てみましょう。
苗を8本ずつ植えたコンテナはこんな感じになりました。
こちらもかなり変わりましたが、これだと寂しいですね。
液肥や緩効性の肥料を最大限使っていますが、やっぱりだいぶ寒くなってから鉢上げしているので、大きくなるには限界があるようです。
市販のプロが育てたハボタンとビオラの寄せ植え、植え付け当時の写真です。
そして現在の姿がこうなっています。
ほぼ緑色のキャベツのような姿から、ハボタンらしい色合いになりました。
いきつけのホムセンに、種類も数も申し訳程度に入荷されていたビオラ、間延びしている苗も多くて、その中から出来るだけ間延びしていないしっかりした苗を選んで購入してきたものです。
さすが寒さに強い花だけあって大きさも花も増していました。
タキイ種苗からネット購入したハボタンのミックス種はまだ半分以上残っているので、来年はこの立派な苗に近づけるように再度チャレンジしたいと思います。
あえて少し残して今年のように矮化させて、たくさんの株を集めて寄せ植えしても可愛いかもしれませんね。
問題は夏のイモムシ・毛虫ちゃんたちです。
実は、種を蒔いて芽が出たうちの半分は、早いうちに葉っぱを食い尽くされて枯らしてしまったんです。
ハボタンはキャベツと同じアブラナ科なので、多くの毛虫や害虫の大好物なのでした。
人間には食べられそうもない固いゴワゴワしたハボタンの葉っぱも、あやつらにかかれば美味しいごちそうなのでした。
その事実をすっかり忘れていて、きづいた時にはほぼ全ての苗の葉っぱが丸坊主にされていたのです。
運よく真ん中の若芽を食べられなかったコたちが復活して、今の寄せ植えに使われています。
「ハボタン育苗は夏の害虫防除が大切」と、ぜひ覚えておいてください(^皿^)。