オリジナルバラの種蒔き
春まで層積貯蔵しようと思って、冷蔵庫に入れていたオリジナルバラの種たち。
完全な雪解け、種蒔きシーズンが来るまで後2カ月ほどあるのに、すっかりカビカビになってしまっていました。
今対処すればまだ発芽する種もあるかもしれないので、ちょっと早いですが種蒔きして、室内で管理します。
まずキッチンペーパーからそれぞれ種を取り出してみます。
カビで真っ黒になっていますが、中には全くきれいなものもありました。
黒く変色した種を爪先で引っ掻いてみると、表面が削れて中からしっかりした種が現れました。
もしかすると、表面の皮のような部分だけがカビているだけで済んでいるかもしれません。
あるブログには、「多少のカビならば表面の発芽阻害物質が取れ種皮が柔らかくなって発芽しやすくなる説」が記載されていたのでその説に期待したいところです。
種蒔きなのですが、層積貯蔵したバラの種を、即種蒔きしてしまう方法と、いったん湿ったキッチンペーパーなどに何週間か置いておいて先に発根させるという方法がネットにありました。どちらを選んでいいのかわからなかったので、こんな二種類を用意してみました。
種蒔きボックスセットとピートバンセットです。
ピートバンセットにはピート版5枚と耐水性のある紙皿が同梱されていましたので、ピートバンを入れ水をたっぷり注いで湿らせてあります。
ピートバンの上に種を置いてしばらく待てば、「先に発根させる」方法ができますね。
種蒔きセットに入っていた種蒔き用土に、以前挿し木実験で使ったバーミキュライトを混ぜて、たっぷり湿らせます。
どちらのセットも底面給水ができるのがうれしいところです。
どれがどの掛け合わせの種かわからなくならないように付箋をつけています。
同じローズヒップから取れた種がちょうどそれぞれ11個~12個付近だったので、半分ずつにして蒔いてみました。
私の家は冬はとても乾燥するので湿度管理の為にミニビニールハウスに入れてみました。
横に置いてあるスタンドは、昨年一年草のクローン苗を育成したときに使った「植物育成ライト」です。
発芽までは出番はなさそうなのでここで待機です。
どれか無事に発芽してくれればいいなぁとワクワクしながらしばらく様子見します。