春の息吹・春の味覚
空気が少しずつ冬の匂いから春の匂いに変わってきました。
雪が解けところどころ地面が見え始め、日当たりの良いところではフキノトウが顔を出していました。
今年の春一番の収穫です。
ほろ苦さと爽やかな香りがたまらないのです。
今年もこれでフキノトウ味噌をつくります。
枯れている葉っぱを取り除いてボールに張った水の中でじゃぶじゃぶ揺すり洗いします。
ゴミと汚れが取れたところで、細かく刻んで水に晒しアク抜きをします。
30分ほどつけた水を見てみるとすでに赤茶色く変色しています。
浮いているツブツブはフキノトウのつぼみ(花びら)です。
苦みが苦手な方は水をかえてもう30分から1時間晒したほうが良いかもしれません。
フキノトウの素材を生かしたシンプルなレシピもたくさん見つかりますが、
私のお気に入りのレシピは、ニンニクとショウガが入ります。
1.ニンニクとショウガをひとかけずつみじん切りにします。
2.フライパンにごま油を熱し、1の材料とアク抜きしたフキノトウを入れしばらく炒めます。
3.しんなりしてそれぞれの香りがたってきたら、あらかじめ味噌に砂糖と醤油を混ぜ(お好みで唐辛子も)フライパンに投入します。
フキノトウは苦みが強いので、砂糖は多めにした方がいいです。醤油は味噌と砂糖が溶けやすいように水分がわりに・・・。
4.良く練り混ぜたら弱火にして練り混ぜながらある程度水分を飛ばして出来上がりです。
白飯にのせても良し、おにぎりに塗って焼きおにぎりにしても良し、さっと焼いた油揚げにのせても良し
色々と使える万能選手です。
もう少ししたら、新しく小さめのフキノトウも出てくるのでそれを天ぷらにして天つゆで頂くのも楽しみです。
春の恵みを噛みしめ、主に感謝する今日この頃でした。
追伸:我が家の庭にも春が来はじめていました。
実は冬を越せるか心配していた、秋に植えつけたばかりのバラ苗。
伸びていた枝は寒さにやられ枯れていましたが、根元から新芽がちゃんと出ていて安心しました(写真右下)。やっぱりバラは強いですね。
写真上はスイセンの芽。
写真左下はアリウムギガンチウムの芽です。葉先のピンク色が可愛いです。
チューリップには結局マルチングしませんでしたが、しっかり芽を出していました。