ベジハーブコンテナのその後
8月も末になりました。
毎年のパターンであれば私の住むこの地域(北海道のとある片田舎)では、
夏よりも暑く天気の良い日が続き、植物もまだまだすくすく育つのですが、今年は何故か8月に入ってからすぐに暑さがほとんどひいてしまい、朝晩などはすでに秋の雰囲気です。
我が家の目の前に若い桜の木が立ち並んでいるのですが、気の早い株などは葉の一部、
枝先の葉1~2枚が秋色に染まってきております。
春に始めたベジハーブコンテナ、ほとんど状況をお知らせしていませんでした。
今日はそんなベジハーブコンテナの現在をご紹介したいと思います。
庭の表側で育てていたコンテナたち・・・。
こちらはエダマメと、キンセンカ、マリーゴルドを植えていたコンテナです。
キンセンカはとてもきれいに咲いてくれていたのですが、
すっかり疲れてしまいこの状態(写真左)です。
寒さに強いこの花は、本州だと3~5月に咲く花なんですね。
今年の夏らしくない夏のおかげか、北海道の気候のおかげなのか、7月中くらいまではわりときれいに保ってくれていました。
8月にはいってからすぐに試しに切り戻してみました。
一部は枯れてしまいましたが、少し枝が残っています。
全盛期の半分ほどの小さな花をつけてくれた個体もあります。
右側の小ぶりな花のマリーゴールドは連日の雨にも負けず頑張って咲いてくれています。
とはいえ、こちらもわりとお疲れ気味ですね。
ぱやぱやと生えているのは、グラウンドカバーがわりになるようにと、
庭からむしって置いておいたハコベです。
すぐに根がついて育っていました。ハコベはやっぱり強いですね。
ただ、このハコベ、本来はわりと酸性気味の土壌を好み、良い土の畑で旺盛に育つ雑草なんだそうです。
一方エダマメは酸性土壌があまり得意ではないそうです。
もうエダマメも見るからに元気ないですよね。
エダマメとハコベ、実はあまり相性の良くない組み合わせだったようです。
では肝心かなめの枝豆さんは、実ったのか?
こちらはコンテナ2つの内のもう一方、先ほどの鉢よりは生育の良かった方の写真です。
可愛い・・・いや可愛すぎる枝豆が3~4さやほどついています。
私が育てる枝豆はいつもこんな感じ(T△T)。
今年は種からではなく、苗を購入して植え付けましたが結果は変わらずでした。
生育途中で葉っぱも黄緑色になってしまい、全然大きくならなかったエダマメの苗。
石灰水を薄めたものを葉面に散布したり、リンサン分多めの肥料を追肥してみたり、日向や日陰に移動してみたり、色々手を尽くしてみましたが、ダメでした。
どうも私はエダマメ栽培には向いていないようです。
でも諦めない。
来年は培養土をココピート配合の軽い培養土ではなく、通常の培養土に変え、植え付けるコンテナをミニトマトを植えたコンテナくらい大きくしてみようと思います。
で、もっとリンサン肥料の多い元肥をたっぷり施す。
どうやらマグアンプKのリンサン値が肥料の中で群を抜いて高いらしいので、来年は培養土に入っている元肥だけに頼らず、マグアンプKを使ってみたいと思います。
あと、エダマメと相性のよいという野菜もあるようなので、その野菜とエダマメと2株だけ植えて生育してみます。
もうこれでダメだったら、エダマメを栽培するのは完全に諦めます。
表庭のベジハーブコンテナはあともう一種類ありました。
こちらがピーマンのコンテナ。
こちらにはピーマンをメインに、ちいちりタイプのパセリ、チャイブ、レモンタイム、スイートバジル、キンセンカ、マリーゴールドを植えていました。
はい、書いていて気づきました。
完全に調子に乗って密植させすぎですね・・・( ;^ω^)。
いや、植え付けの時点でやりすぎたかな?というのはちょっと思っていたけれど・・・
結果は、バジルは大きくならず、キンセンカとマリーゴールドが頑張って咲き、キンセンカが弱ってきたころ、パセリが大繁茂してきました。
主役のピーマンは7月中頃に入ってやっと気温と日照が良くなってきた頃、すこーしだけ成長し花をいくつかつけましたが、結実まで至らずポロポロと落ちてしまってダメでした。
グリーン多めの寄せ植えみたいになっております。
チャイブとレモンタイムはそこそこ育っているので、そのうちバラの近くに植えなおしたいと思います。
根付いて冬越し出来れば生きたグラウンドカバーとバラの生育の助けになってくれるでしょう。(転んでもタダでは置きたくない(;;))
いや~、今回のベジハーブコンテナ、表庭編は大失敗に終わってしまいました。
とは言え、今年が初めての挑戦だったので、この失敗を次に生かしたいと思います。
次回はベジハーブコンテナ、ベランダ編の結果をご紹介したいと思います。