今年は白ハマナスにカイガラムシが大発生。対策します。
現在の正面メイン庭の様子です。
いつもこの時期になるとカイガラムシが大量に湧くハマナスたち。
黄色ハマナスの方は毎年のように強剪定して、すっかり樹形が木立バラのようにすっきりしてしまい、樹勢も落ち着いたため、今年は病害虫の被害がかなり少なめでした。
のこる問題は白ハマナスの方です。
こちらが今年の大発生の中心になっています。
↑前回投稿させて頂いた画像、黄色い葉っぱを茂らせているのが白ハマナス。
遠目からでも枝が白くなっているのがわかります。
遠くからですと、「あら?あの木白い木肌と黄色くなった葉っぱがキレイね~」なんて風に見えますが、この白いの全部カイガラムシです(ー△ー;)。
こちらも去年のこのくらいの時期、かなり強剪定しました。
黄色ハマナスにくらべると、こちらの白ハマナスの方が原種に近い性質で這い性が強く、トゲも細いトゲがびっしりと隙間なく枝を覆いつくしまるでハリネズミのようになっています。
去年は地べたを這う太い枝をノコギリも使いながらバッサリ斬っていきました。
去年のハマナスの剪定記事はこちら↓
それでも樹勢衰えることなく、あっという間に生い茂りこの状態です。
実はこれ、春の花が終わった後も風通しを良くするために軽く剪定してるんですが、この通りです。
なので今年はこれをもっと大胆に刈り込んで行きたいと思います。
また低い位置に這うように伸びてきている枝を切り落とし、細い枝、弱っている枝、枯れこんでいる枝を払って行きます。
それから家の外壁側に伸びている枝、裏側から除いて私から枝の後ろが確認できない枝を落としていくと・・・あら不思議、こんなにすっきりとしてしまいました。
そのアフター画像がこちらです。
ww支柱に使うぼっこ(枝)ではありません。
「もうハマナスってば自生種だから丈夫でローメンテで育つと思っていたのに、病害虫めっちゃつくし、ちょっとケアしようと思ったらトゲが邪魔だし、葉っぱももこもこだから薬剤かけても薬剤かかり切らない葉っぱの隙間に害虫が住みつくし、(ハマナスなのに)実は全然ならないし、なんならもう枯れて無くなっちゃってもいいや。枯れたら別のバラ買ったろ~」
なんて考えながら調子にのって刈り込んでいたらこんなになってしまいました。
ちなみに刈り込んだ枝はこちらになります。
剪定・・・というかもう、ちょっとした伐採レベルww
枝を集めて周囲に落ちた葉っぱもキレイに全部拾い集めます。
写真ではわかりませんが、地味に黒星にかかっている葉っぱなんです。
なんでも黒星病に犯された葉っぱが土に残っていると、そのまま黒星の菌が越冬して来年に持ち越されるそうです。
去年と今年の春から秋までの降雨状況だとそんなの関係なく黒星に罹患するでしょうが、菌が少なければ被害が進むのが多少遅れるかもしれないので、不安要素は出来るだけ取り除いておきます。
注文しておいた今年植える分の宿根草が全て届いて植え付け終わったら、全ての雑草と他のバラの落ち葉もキレイに取り除いて、また表面を新しい培養土か何かでマルチングしていこうと思います。